ソウルフード、カップ麺に
今日は、読売新聞5月17日(火)地域面より【ソウルフード、カップ麺に】を
紹介致します。
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長浜萬商社長
清水大介さん(55)
滋賀県長浜市
(滋賀県)長浜市民のソウルフード「焼鯖そうめん」のインスタントカップ麺を開発し、
発売から2年余りで約4万個を売り上げた。
「五月見舞い」と呼ばれる湖北地方の風習で、田植えの繁忙期に実家から届く焼鯖を、
農家に嫁いだ娘がすぐにゆで上がるそうめんと炊き合わせたのが由来。
「今も昔も究極のファストフード」とヒットの理由を説明する。
1965年に父が創業。業務用食品卸を中心に、オリジナル商品の開発販売も手がけてきた。
カップ麺のアイデアは、2020年1月、東京で全国各地の産物を視察した際、
他県のカップにゅうめんを見てひらめいた。
帰りの新幹線で構想をまとめ、翌日、フリーズドライのそうめんを製造する兵庫県内の業者に連絡。
大津市のつくだ煮業者に自社で扱うしょうゆを託し、真空パック入りの鯖の甘露煮作りを依頼した。
郷土料理研究家に20回以上試食してもらい、小骨がほろりと崩れるほど軟らかく煮た鯖と、
麺のつるりとした喉越しに太鼓判を得た。
コロナ禍で帰省しづらい滋賀県外の家族らに「懐かしい味を送りたい」という市民や、
飲食店に入るのをためらう観光客に、胸を張って勧めてきた。
6月には、より多くの販路を持つ取引先業者に商権を譲るが、次なるアイデアもすでに
脳裏に浮かんでいる。
※コロナ禍で、故郷の味を堪能出来ない方々に、少しでも貢献しようと考え出した、圧巻の商品ですね。
時代と環境に応じた柔軟な発想を、仕事に取り入れていきましょう。