人とロボットが共存共栄

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから

【人とロボットが共存共栄】を紹介致します。

★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中★

【人とロボットが共存共栄】

近年、AI×ロボットといったキーワードが雑誌やテレビで

特集される機会も多くなりました。

AIやロボットが開発されると、ますます便利な世の中になりそうです。

しかしながら、その反面、AIやロボットに奪われる仕事も

ありますので、手放しでは喜べないような気もします。

AIのみならず、ロボットの導入が検討されている業界が

たくさんありますが、上記のような事情もあり、

歓迎されない場合も多いようです。

例えば、建設業界はAIだけでは解決できず、人間の代わりに

作業を行うロボットがあると、とても便利であると想像できます。

ここにチャンスがあると考えたロボット開発メーカーが建設業界に、

「完全に現場作業員に代わるようなロボット」といった導入提案を

行ったこともあります。

しかしながら、この提案は、企業から歓迎されるというよりも、

むしろ敬遠されてきました。

なぜなら、雇用削減につながる恐れがあるからというのが大きな理由です。

このような事情があるため、従来、ロボット開発メーカーが

建設業界に参入するのに障壁があると言われてきました。

ところが、この参入障壁を超えるような提案を行って

成功しているベンチャー企業があります。

その企業とは、神奈川県川崎市の株式会社イクシスという会社です。

<株式会社イクシスのWebサイト>

同社の製品開発のコンセプトは、「建設作業員のサポートを行い、

作業効率を高めるためのロボットを作ること」というものです。

「ロボットは、あくまで作業員が使うものであるもの」

「ロボットは作業員の手や目が届かないところを補助する

機能があればよい」

このような観点で開発した場合、不必要な高機能はいりません。

ですから、最小限の機能だけで十分なのです。

そうすると、構造は極めてシンプルになり、低コストで

製造できるメリットもあります。

「不整地を自力で走行できるロボットの技術は確かに素晴らしい」

「しかしながら、作業員が手で 持っていけるのであれば、

走行機能は省略できる」と同社社長は、述べています。

こういった「人とロボットの共存共栄」を考えて開発されているからこそ、

参入障壁があるとされる業界でも歓迎されるようになりました。

これにより、新たな市場を開拓することが出来たのだと思います。

しかも、同社は、この分野において核となる技術について特許も取得し、

「他社の参入障壁」を築くことにも成功しています。

新しい市場には、先行の特許出願も少ないため、同社のように

特許を上手く活用できる市場もまだまだたくさんあると思います。

※『人とロボットが共存共栄』するためには『人の代わりを

ロボットがする』のではなく『人が出来ない領域を、

ロボットが補助する』という感覚になれば、実行可能ですね。

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です