「今のあなたは人間として最低だよ」たしなめた伊藤美誠母との二人三脚

今日は、7月29日(木)21時、中日スポーツのLINEニュースから
【「今のあなたは人間として最低だよ」たしなめた伊藤美誠母との二人三脚】
を紹介致します。

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日本初の五輪個人戦メダリストが誕生した。
伊藤美誠(20、スターツ)がユ・モンユ(シンガポール)を4-1で下し、
銅メダルを獲得し、福原愛(32)、石川佳純(28、全農)といった
歴代エースが届かなかった表彰台にたどりついた。
ここまでの道のりには幼少期より卓球の英才教育を施し、
『チーム美誠』としてサポートの中心にいた母・美乃りさん(45)の
努力なくしては語れない。

リオデジャネイロ五輪後の2017年、同い年の平野美宇(21、日本生命)
が中国選手を次々撃破し『ハリケーン平野』と呼ばれた一方、
伊藤は結果を出せずにもがいていた。
美乃りさんは「成長曲線が違うだけだから」と黙って見守り、
その思惑通り、伊藤は18年に中国選手に『大魔王』と恐れられる
活躍を遂げる。

19年の五輪選考レースでは、主要国際大会中に発熱した伊藤を
付きっきりで世話したことも。
激戦の選考レースの緊張感を引きずったまま迎えた20年は、周囲への
配慮を失いがちだった伊藤の態度を「今のあなたは人間として最低だよ」
と、たしなめた。

昨年は数々の国際大会が消滅し、試合の機会が失われた。
自らの発想を試す場として、実戦を何よりも楽しみにする伊藤には
苦痛を感じる時期もあった。徹底した感染症対策で物理的にも
精神的にも息苦しい思いをしていた娘を、気分転換に地元・磐田など
自然豊かな環境に連れ出したのは美乃りさんだった。
メダル獲得の快挙は、母とともに歩んだ道のりの先にあった。

 

※ずっと中国選手の壁が立ちはだかっていた、卓球の国際試合の世界
でした。

伊藤美誠選手は数時間前に敗れた後、よく気持ちを切り替えて
銅メダルを獲得されました。

オリンピックで躍動する選手を見ていて、ハイレベルの技術は当たり前
の上で、そのメンタルの強さが尋常じゃないのを感じます。

オリンピックで感動を頂いたら、感じて自分ごとに置き換えて、行動に
するよう、精進していきましょう。

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