海の水は、なんでしょっぱいの?
今日は、書籍『子どもの「なんで?」に答えます!』
(発行・発売:(株)アントレック)の中から
【海の水は、なんでしょっぱいの?】を紹介致します。
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【海の水は、なんでしょっぱいの?】
A:何億年も前、地面にふくまれる塩の元となる物が雨でとけ出し
海へ流れこんで、海はしょっぱくなりました。
海の水には塩がふくまれています。この塩の成分は、もともとは
陸の岩や土の中にあったものなのです。それがどうして海の中に
とけたのでしょう?
地球ができたのは、約46億年前のこと。最初は表面がマグマで
おおわれ高湿で、水は水蒸気の状態で空気の中にありました。
しばらくして地球が冷えてくると、空気中の水蒸気も冷えて、
大量の雨が降るようになりました。その結果、海ができあがった
のです。
空気の中には、塩の元のひとつ「塩素」をふくまれていました。
それが雨にとけて、その雨が陸地の岩の中にある「ナトリウム」
や「マグネシウム」という、もうひとつの塩の元となるものを
とかして、海へどんどん流れこんだのです。
このようにして、2つの塩の元が海で出合い、塩ができて海は
しょっぱくなったわけです。
海の水は蒸発して雲になり、雨となって陸地に降っては、岩を
とかします。
その雨水は川となり、海へ流れこんで・・・というくり返しが
続きました。ただ、海の水は蒸発しても、塩は蒸発しませんから、
海水の中の塩はだんだんこくなっていったのです。
このような流れを長い年月くり返し、約30億年くらい前から海の
塩のこさは、ほとんど変わらないと考えられています。
※如何でしたでしょうか?!
海水に塩分が含まれているのは、知らない方はいないと思います。
でも、それはなぜか、私は気にもしませんでした。
このシリーズ、本当に勉強になります。
本日も、ありがとうございました。