世界初、縫い目なく編む
今日は、読売新聞8月23日(月)くらし教育欄より
【世界初、縫い目なく編む】を紹介致します。
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島精機製作所(和歌山市)
総務人事部 池辺亮一さん(41)
1962年設立のニット編み機のメーカーです。
創立時に「全自動手袋編機」を開発した後、1着丸ごと立体的に編み上げる
縫い目のない「ホールガーメント」の技術を世界で初めて開発。
この技術によって、着心地や肌触りの良さを実現しただけでなく、縫製や
裁断といった後工程が不要になり、資源の削減にも成功しました。
国内の拠点は本社を含めて10か所、海外はヨーロッパや中国などに15か所。
売り上げのうち海外が占める割合は約8割です。
約80か国で当社の製品が使われており、ファストファッションから
ハイブランドまで、様々なニット製品を編み上げています。
従業員は約1450人で、今春は高卒者を含め13人が新卒で入社しました。
早い人の場合、入社2年目から海外出張のチャンスがあります。
社内には、一人ひとりが経営者目線に立って「世界初」を作り上げようと
いう雰囲気があります。
世界に挑戦したいという意欲のある人材を求めています。
選考の際には、世の中の動向に対応して自分はどう動けるのかなど、
情報を察知するアンテナの高さも見たいと思っています。
※会社名だけは存じ上げていました。
和歌山市に、全世界的にグローバルな展開をされている企業があるのを
知りました。
機能的にもコスト面でも生産効率でも、画期的な発明が、世の中に
しっかり認知され、市場に浸透していくのが、解ります。
従業員一人一人が経営者目線で、世界初を目指す姿勢も凄いです。
お手本にしたいと思います。