炭酸水を入れて持ち歩くことができるステンレスボトル 

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【炭酸水を入れて持ち歩くことができるステンレスボトル】
を紹介致します。

【炭酸水を入れて持ち歩くことができるステンレスボトル】

タイガー魔法瓶は、2023年に創立100周年を迎える老舗の魔法瓶
メーカーです。

その長い歴史の中で、常に安全・安心を最優先に考えて
ものづくりをしてきました。

しかし、時代の変化にも敏感に対応し、新しいニーズに応えるための
挑戦も続けてきました。

その一つが、炭酸飲料を入れて持ち歩けるステンレスボトルの開発でした。

これまで、ステンレスボトルに炭酸飲料を入れることは推奨されて
いませんでした。

なぜなら、炭酸ガスの圧力が高くなり、ボトルが破裂する危険が
あったからです。

しかし、近年では炭酸水の人気が高まり、自宅で作ったり、お気に入りの
飲み物を入れたりして持ち運びたいというニーズが高まってきました。

そこで、タイガー魔法瓶は、このニーズに応えるべく、炭酸飲料対応の
ステンレスボトルの開発に着手しました。

しかし、これは容易なことではありませんでした。

炭酸ガスの圧力は非常に高く、ご飯を炊いているときの炊飯器の圧力と
比べものにならないほどです。

また、炭酸飲料は種類やメーカーによっても圧力が異なります。

さらに、自家製の炭酸水も考慮しなければなりませんでした。

開発チームは2年間かけて、様々な炭酸飲料の圧力を計測し、
データを集めました。

そして、自社の技術や知見を活用して、炭酸飲料対応のボトルを
作るための技術を開発しました。

その技術とは、「BubbleLogic(バブルロジック)」と
「スーパークリーンPlus加工」です。

「BubbleLogic」は、キャップをゆっくり回すと先に炭酸ガスが抜ける
炭酸ガス抜き機構と、万が一ボトル内の圧力が異常に高まった場合に
炭酸ガスが自動的に抜ける安全弁で構成されています。

この技術は、ペットボトルや炊飯器からヒントを得て作られました。

「スーパークリーンPlus加工」は、洗いやすくするために以前から同社の
ステンレスボトルに用いられている技術です。

薄く引き伸ばしたステンレスに電解研磨をかけるもので、
仕上がり状態は鏡面です。

この加工によって、ボトル内面が滑らかになり、炭酸の気化を抑える効果が
あることがわかりました。

2022年1月11日に発売された「真空断熱炭酸ボトル」は、国内初の
炭酸飲料対応のステンレスボトルとして話題になりました。

年間出荷本数10万本の目標を3か月で達成し、海外でも販売されるように
なりました。

タイガー魔法瓶は、安全・安心を最優先に考えてきた価値観を守りながら、
新しい時代に向けて進化し続けています。

<真空断熱炭酸ボトルのブランドサイト>
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/vacuum-insulated-products/mta-t/

 

※如何でしたでしょうか!

『炭酸飲料を持ち歩ける』のは、これまでの常識では有り得なかった、
画期的な内容です。

炭酸水系は、けっこうブームになっていますので、ひょっとしたら、
この商品は、過去に例を見ない、歴史的ヒットになるかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です