うまくいく「解決策」の考え方

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【うまくいく「解決策」の考え方】を紹介致します。

皆さんは「システム思考」という言葉を
ご存知でしょうか?

ぼくはバリバリの文系でしかも「数字」とか「システム」と聞くだけで
じんましんが出るので、あまり詳しく知らないのですが・・・。

今回は、こんな本を読んでみることにしました。

『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』
(枝廣淳子・小田理一郎 著 東洋経済新報社 刊)

解決策が「いつもうまく行かない」側のぼくとしては、たいへん
気になるタイトルです。

システム思考では、うまく行っていたものが、うまく行かなくなるなど、
状況に一貫した変化が起こっている場合、構造の変化が状況やパターン
に変化をもたらしている、と考えるそうです。

つまり、問題を引き起こしている「構造」を見極めて、構造に
働きかけることで望ましい状況やパターンを創り出すことを
目指すのだとか。

問題を単発の出来事として捉えるのではなく、そのパターンを
生み出している構造を理解し、働きかけること。

これがシステム思考のアプローチなのだそうです。

そのために必要なことは「視野を広げる」こと。

今まで「うまく行っていた構造」だけを見て、改善を図るのではなく、
うまく行っていたからこそ生じた「新しい構造」を見つけようとします。

システム思考では「昨日の解決策が今日の問題を生んでいる」
というのだそうです。

例えば、大々的に販促のキャンペーンを打ったところ、期間中は
売り上げが伸びた一方、その後の落ち込みがひどく、より大きな
赤字になってしまったとか。

ウイルスに対する抗生物質を開発したら、抗生物質に耐性を持つ
ウイルスが出現してしまい、もっと強い薬を作らなくては
ならなくなった・・・とか。

だからこそ、目の前の問題に短絡的に対処する解決策ではなく、
もっと大きな構造に働きかける解決策が必要と言えるでしょう。

本書には、システム思考の基本的な考え方はもちろん、実際に解決策を
立てるためのツールや実践方法などについても幅広く解説されています。

※如何でしたでしょうか!?

私は、この本を読みたくなりました。

この考え方、取り入れます。

本日も、ありがとうございました。

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