キャノン『取締役に女性起用へ 新部署』
今日は、読売新聞7月6日(木)経済欄より
【キャノン『取締役に女性起用へ 新部署』】を紹介致します。
キャノンは、取締役への女性起用などを含めた企業統治を検討する
専門部署を今月1日付で新設した。
3月の定時株主総会での取締役選任議案を巡り、議決権助言会社が
女性登用に後ろ向きな企業として最高経営責任者(CEO)の再任に
反対を推奨したことなどがきっかけとみられる。
新部署は『コーポレートガバナンス推進室』で、室長は
田中稔三副社長が兼務する。
キャノンは現状、5人の取締役に女性はおらず、執行役員も40人中
女性は2人にとどまり、政府が掲げる女性役員比率30%とは大きな
差がある。
同室では女性登用のほか、環境問題や人権問題など株主の間で
増えている意見への対応について方向性を示す。
キャノンを巡っては、3月の総会で、御手洗冨士夫会長兼社長CEOの
取締役再任への賛成率が前年の75.28%から50.59%と大幅に下がり、
『キャノンショック』と話題になった。
※女性が活躍する社会の実現に向け、キャノンがいち早く、前向きな
行動を示しているのは、素晴らしい事だと思いました。