ヤンマー、売上高初の1兆円
ヤンマーホールディングスが(6月)22日発表した2023年3月期
連結決算は、売上高が前期比17.3%増の1兆222億円と、
初めて1兆円を突破した。海外を中心にトラクターや建設機械の
販売が好調で、円安も追い風となった。
作物価格が高騰し農家の収入が増えたブラジルで、トラクターの
販売が好調だったほか、欧米での建設機械の値上げも寄与した。
売上高に占める海外の割合は5.2ポイント増の60.7%に高まり、
円安によって円換算での売上高も押し上げられた。
コロナ禍に伴う海上輸送の混乱による運搬費の増加や、人件費の
高騰が減益要因となったが、最終利益も14.2%増の419億円と
過去最高だった。
24年3月期の業績予想は、売上高が前期比5.6%増の1兆800億円、
最終利益が19.0%減の340億円を見込む。今後も堅調な販売が
続くが、為替相場が円高に振れて重しとなる見通しという。
山本哲也・最高執行責任者(COO)は「現地のパートナーとともに
海外事業を強化し、さらなる収益力向上を図る」と述べた。
※海外事業の比率が高い企業だと、このような良い業績に
なるのですね。
ビジネスにより、海外に目を向ける事が、今後、必要だと
思いました。