『優しさを添える』行動
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【『優しさを添える』行動】を紹介致します。
大手外食チェーン店などで、タッチパネルを使ってお客自身が
注文を行うセルフオーダーシステムに触れる機会が増えてきました。
そうしたなか、ある方が経験した話をご紹介します。
その方は機械の操作が大の苦手で、あるお店で席に備え付けてある
タブレット端末ではなく店員さんに直接注文をしていいか聞いたところ、
「注文はタブレットでお願いします」と、なんとも冷たくあしらわれて
しまいました。
苦戦しながら何とかタブレット端末で注文を済ませ、
料理が運ばれてきました。
すぐ食事を済ませ、早々にその店を引き上げました。
数日後に訪れた別の店で、またタブレット端末が席に置いてありました。
イヤな思いをしたくなかったので端末で注文しようと、あれやこれやと
がんばっていると、その様子を見ていた店員さんが声をかけてきて、
タブレットの操作方法を一から丁寧に説明し、さらに直接の注文でも
構わないのでと笑顔を応じてくれたのです。
その方は、操作方法を教えてもらったことでタブレット端末への
苦手意識が薄れ、また人と人のやり取りの心地よさを味わうことができ、
その店の大ファンになったということです。
機械は確かに便利なものですが、それは私たちが快適に暮らしていくための
ものであったはずです。
これからもあらゆる分野で機械が活用されていくでしょうが、そこに
人間らしい優しさ、温かさを添えていきたいものですね。
※ほっこりする話ですね。
タッチパネルの注文が苦手な人の気持ち、痛いほど共感できる、牧野眞一です。