あのグローバル大企業に「会議術」を学ぶ! 

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【あのグローバル大企業に「会議術」を学ぶ! 】
を紹介致します。

「アマゾン」と聞いた時、 皆さんの頭の中には、どんなイメージが
浮かぶでしょう。

鬱蒼と茂った樹木や、蒸し暑い気候・・・はたまた、「仮面ライダー」
という方も、中にはいらっしゃるかもしれませんね。

そして、パッと「Amazon」、大手通販サイトが思い浮かぶ方も
多いのではないかと思います。

Amazonはいまや、GoogleやFacebook、Appleといったネット系
新興企業の一つに挙げられています。

2018年には時価総額で世界一にもなった、世界規模の大企業とも
言えます。

今回ご紹介する本は、
『Amazonのすごい会議』(佐藤将之 著/東洋経済新報社 刊)です。

著者の佐藤さんは、アマゾンジャパンの 立ち上げメンバーであり、現
在は経営コンサルタントとしても活躍されています。

また、アマゾンでの経験を基にした書籍も多数出版されています。

佐藤さんは、そもそものお話として「その会議は必要なのか?」を
ぜひ立ち止まって考えてほしい、と本書の冒頭で読者に問いかけます。

会議のノウハウについて書いている本ですが、会議の目的は
「企業の活性化」や、「業務効率化」。

だとするならば、「会議を改善する」ことよりも、本当にその会議が
必要かどうか、を見つめ直すこと。

そこから始めてみてはどうか、というのです。

特に「情報伝達のための会議」は、必要がない可能性が高い、と
佐藤さんは言います。

例えば、特に伝達すべき情報はないけれど、毎週定例でミーティングが
設定されているから・・・といったものは、減らすべき対象になりうると
佐藤さんは指摘します。

「でも、会議を減らすと部下とのコミュニケーション量が
減ってしまうんじゃないか・・・?」

そんな疑問を持つ方も、中にはいらっしゃると思います。

そこで佐藤さんが提案するのは「ワン・オン・ワン」。
1対1でのミーティングの機会を増やしてみては?ということです。

Amazonでは、ワン・オン・ワンでのコミュニケーションが週に1回、
少なくとも2週間に1回は行われるのだそうです。

プライバシーが確保できる環境で、目標の進捗を確認することはもちろん、
大勢の中では話しにくい、相談事なども含めて話し合われるのだそうです。

Amazonでは、直属の上司が部下の評価を行うという人事制度を
採用しているそうです。

そのため、ワン・オン・ワンでのミーティング時に目標の進捗を確認し、
それに向けてのアドバイスや協力を仰げることが、部下にとっても
正当な評価を受けているという安心感にもつながっているようです。

もちろん、人事評価制度をいきなりガラッと変えることは不可能かも
しれません。

でも、部下一人ひとりと時間をとって話し、何を思っているか、
何を考えているのか、どんなことで困っているのかなどを聞くことで、
業務効率が改善したり、風通しが良くなったり・・・ということは
あるかもしれません。

本書には、これ以外にもAmazonで行われている会議のノウハウや、
具体的な事例がたくさん紹介されています。

「出席者の数の上限は『ピザ2枚』」ってどういう意味? 
と思いますよね。

詳しく知りたい方は、ぜひ、本書を手に取っていただけたら幸いです。

(参考資料)
『Amazonのすごい会議』(佐藤将之 著/東洋経済新報社 刊)

 

※如何でしたでしょうか!?

会議は、参加者全員が『その会議には意味がある』とか
『この会議を通して成長できる』と、思ってこそ、必要性が高いと思います。

現在の学習塾が、1対1の対面指導に力を入れていると聴きます。

会議やミーティングも、その形が、実りあるモノになるかもしれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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