お中元の箱、コンパクト
今日は、読売新聞6月1日(木)経済欄より
【お中元の箱、コンパクト】を紹介致します。
中元や歳暮の贈答品の包装箱を見直し、紙の使用量を減らす取り組みが
広がってきた。
大手ハムメーカーは相次いで今年の中元から箱の形状を工夫し、容量を
変えずに小型化した。
環境に優しい商品を選ぶ人が増えているのに加え、包装資材の価格が
高騰していることも背景にある。
伊藤ハム米久ホールディングスは(5月)31日、一部のハムギフトの包装箱を
刷新したと発表した。
商品を仕分ける中敷きをなくし、蓋と箱を一体化させたことで、紙と
段ボールの使用量を約3割減らした。
広報担当者は
「環境に配慮していない商品は、消費者から選ばれにくくなっている」
と話す。
日本ハムは主力ブランド『美ノ国』と『本格派』の包装箱を縦横とも
2~3割短くし、紙の使用量を4割程度削減した。
商品の入れ方を工夫し、従来のままの容量を維持したという。
プリマハムは歳暮から刷新することを検討している。
こうした取り組みは、ハムと並ぶ中元の定番であるビールが先行している。
サントリーは2019年から『ザ・プレミアム・モルツ』の大半の包装箱を
小さくした。
アサヒビールも21年から一部のビールの包装箱を小型化している。
※様々なモノが値段高騰している中、当然ながら梱包・包装に関して、
削減化にはなります。
ただ、こうなると、スーパーのレジ袋同様、段ボール会社などが
あまりいい顔が出来ない部分が、出てきます。
難しいところですが、どちらも辛抱・我慢の時期なのかも、しれません。