京セラ、スマホ一般販売撤退
今日は、読売新聞5月16日(火)経済欄より
【京セラ、スマホ一般販売撤退】を紹介致します。
京セラは(5月)15日、一般向けのスマートフォンや携帯電話端末の
販売から撤退する方針を明らかにした。
世界的にスマホの買い換えサイクルが長期化して採算が悪化し、
継続は困難と判断した。
法人向けの販売は続ける。
谷本秀夫社長は「(一般向けは)市場性が見いだせなくなった」と
説明した。
京セラは1989年に携帯電話事業に参入し、2008年に三洋電機
(現パナソニックホールディングス)の携帯事業を買収した。
耐久性に優れた自社製スマホ『TORQUE(トルク)』や操作が
シンプルな『かんたんスマホ』など特色のある端末を手がけていたが、
米アップルなどとの競争激化により、採算が悪化していた。
同日発表した2023年3月期連結決算(国際会計基準)は、売上高が前期比
10.1%増の2兆253億円、最終利益は13.8%減の1279億円だった。
※これは、けっこう勇気を出した決断だったと思います。
先読みして、事業としての未来に、明るい兆しが見えない場合、
あっさりと止めてしまう事も必要なのだと、学びました。