文句を上手く活用すれば良いアイデアが生まれるかも 

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【文句を上手く活用すれば良いアイデアが生まれるかも】
を紹介致します。

 

【文句を上手く活用すれば良いアイデアが生まれるかも】

世の中のニーズをうまく掴めば、商品開発のきっかりになります。

しかしながら、ニーズを掴むことがそもそも難しいという話もよく聞きます。

私は、仕事柄、アイデアをヒアリングする機会がとても多いこともあり、
アイデアの出し方等についても勉強するように心がけています。

このニーズの掴み方は、色々とありますが、今回は、その一例を
ご紹介したいと思います。

商品開発のきっかけとなる方法には「人にその商品の文句を聞いてみる」
というのも有効な方法の1つとされています。

「文句=ネガティブ」というイメージが強いので、一般的な組織の会議等、
例えば、ブレーンストーミングでは否定の言葉が禁止されていたりします。

しかし、ニーズをつかむには、「文句」というものは結構使えます。

例えば、気心の知れた複数の仲間達が、ある場所に集まったとします。

ここで、ある缶コーヒーについて2通りの聞き方をしてみました。

1つ目の聞き方
「この缶コーヒーに何か課題はありますか?」

この場合、「課題!?・・・何かあるかな?」と意見が出てこない場合が
多いです。

これに対し、聞き方を変えてみます。

2つ目の聞き方
「この缶コーヒーに何か文句はありますか?」

気心の知れた仲間同士であれば、「文句」という視点で聞けば、
「そう言えば、缶の味がする気がする」

「値段の割に量が少ないねんなー」

「そもそも自動販売機って少ないやん!」

といったように「本音」が出やすくなります。

話は少し逸れますが、仲間同士で一人が誰かの文句(悪口)を言い出せば、
どんどん話がエスカレートしてしまう。

皆さまも、こんな経験はありませんか?

「課題を言いなさい」を聞くと、なにか良い意見を言わなければと
身構えてしまいますが、「文句を言ってよい」と聞くと、ハードルが下がって、
色んな意見が出てくるのではないでしょうか。

しかも、文句が掘り下がっていくと、みんなが気付いていなかった
「潜在的なニーズ」も掘り起こすこともあるようです。

さらに、色んな文句を繋ぎ合わせることで、ニーズの掘り起しの幅も
ずいぶんと広がります。

実際、世の中に出ている製品でも文句=ヒット商品の種となっていることも
少なくないようです。

もちろん、文句は、使い方や使う場面を間違えると、厄介なことを招く
諸刃の剣になるかもしれないので、使い方には十分注意が必要かもしれません。

 

※如何でしたか!?

意外と、これは盲点かもしれませんね。

『本音』として、これから『文句』にも、着目していきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です