信号更新、黄信号?〔白熱電球28年製造終了〕

今日は、読売新聞12月31日(土)社会面より
【信号更新、黄信号?〔白熱電球28年製造終了〕】の一部分を紹介致します。

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信号機用の白熱電球の製造が2028年3月末ですべて終了する。
全国の警察は発光ダイオード(LED)式への切り替えを進めているが、
全体の33%にあたる76万基の信号機が白熱電球のままだ。
製造終了までにLED化が間に合わない事態も予測され、対策の検討を始めた警察もある。

照明器具メーカーでつくる一般社団法人『日本照明工業会』(東京都)によると、
信号機用の白熱電球はほとんどが大きさ13.6センチ、重さ52グラムで、
家庭用より一回り大きい。
寿命は約4000時間とされ、兵庫県警では約2年間で交換する。

国内で信号機用の白熱電球を製造、販売するのは現在、パナソニックと東芝の2社だけ。
両社はLED化による白熱電球の需要減や部品メーカーの撤退などによる材料の
調達難などから製造終了を決め、22年10月までに各警察に通知した。

LED式は、白熱電球に比べて消費電力が約6分の1、寿命は約10倍と優れ、
1994年に愛知、徳島両県で初めて採用。警察庁も切り替えを推進してきた。

警察庁によると、車用と歩行者用の信号機は全国で計229万基(2022年3月末現在)。
そのうち、LED化されたのは67%にあたる153万基で、切り替えが済んでいない
信号機が1万基以上ある自治体が21道府県にのぼっている。

LED化には信号機本体の交換が必要で、手間や費用がかかることが切り替えの
進まない主な理由だ。

パナソニックは「現在は注文が殺到して生産が追いつかない事態にはなっていない。
各警察の需要に応じて対処していく」とする。

※電球のLED化が、こうした所にも波及しているのですね。

普段、意識していない部分を、知ることが出来ました。

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