肥料になる国産鉛筆登場

今日は、日本農業新聞8月11日(木祝)生活・社会面よりさいり
【肥料になる国産鉛筆登場】を紹介致します。

★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中★

三菱鉛筆とサカタのタネなどは、使用後の鉛筆を肥料化して植物などを育てる
「鉛筆の資源循環システム」の実証を進める。
これまで東京都内11小学校の児童5438人に、国産ヒノキを使った鉛筆を配布。
短くなると回収し肥料化して、学校の花壇などで使ってもらう。
身近な鉛筆を通じて森林の資源循環が学べる仕組みだ。

実証は昨年11月、2社と日本郵便、品川区教育委員会が連携し始めた。
実証に先立ち、三菱鉛筆は肥料になる鉛筆を開発。人さし指、親指、
中指の3点で正しく持てる部分まで芯を入れていることが特徴だ。
芯のない部分の木は、粉末にして肥料化する。肥料開発はサカタのタネが協力。
現在、奈良県産のヒノキを使う。

林野庁と国土緑化推進機構が進める森林づくりの国民運動に応じ
「フォレストサポーター鉛筆」と名付けた。

三菱鉛筆によると、国産材を使う鉛筆は希少だ。
小学校で児童は、1人1カ月当たり1~4本の鉛筆を使うという。
同社は
「『短くなった鉛筆をどこに捨てたらよいのか』という声から再利用の着想を得た」
(商品開発部)と話す。

実証では、参加校に使い終わった鉛筆の回収箱を設置。
芯の有無で投入口を分け、分別も学べる。
芯がある従来の鉛筆は、バイオマス(生物由来資源)発電の燃料で利用。
鉛筆から作った肥料で野菜栽培を計画する学校もあるという。

※素晴らしい〔森林の資源循環〕です。

こうした物事が、他の分野でも創られていくのを期待します。

自然に優しい行動が、地球を守ることに繋がります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です