ベーブ・ルースの“陰”
今日は、日刊スポーツのサイトから、大リーグ研究家の福島良一氏の文章の一部分
【ベーブ・ルースの“陰”】を紹介致します。
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ベーブ・ルースは、時代を明るく照らした一方で、陰もありました。
7歳頃から不良少年を矯正する施設で過ごし、そこから当時破格の契約金
2900ドルでレッドソックスに引き取られました。
チーム一の大男で、声は大きく、気性も荒かったと伝わります。
人との接し方を知らず、「オリから出た動物」「育ちすぎたグリーンピース」と、
散々な評判もありました。
19歳で入団してすぐ、16歳のウエートレスと結ばれましたが、前妻は別居中に
火事で亡くなる悲劇もありました。
34年の日米野球から帰国後、待っていたのはヤンキースからの解雇通告。
当時ボストンにあったブレーブスで最後1年を過ごし、寂しくユニホームを脱ぎました。
引退後はヤ軍監督を熱望しながら電話が鳴ることはなく、48年に咽頭がんで53歳で死去。
遺体はヤンキースタジアムに安置され、10万人ものファンが弔問に訪れました。
※大谷翔平選手がベーブ・ルース氏を抜く大記録で野球界は沸いています。
大谷翔平選手は盗塁も2桁でルース氏も出来なかったトリプルダブルも達成です。
史上最強選手として、永遠に語り継がれていく中、100年以上前のルース氏が脚光を
浴びた中での光でなく“陰”でした。
ベーブ・ルース氏がどれだけ偉大だったか、ご本人は解っていなかったかもしれません。
歴史を変えた、元祖二刀流の偉大な人に、改めて感謝と敬意の気持ちを持ちました。