旅行ビジネスの‘知られざる’儲かりの秘密
今日は、ある日のテレビ情報番組からです。
【旅行ビジネスの‘知られざる’儲かりの秘密】
近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが合併した会社を紹介
戸川和良社長、KNT-CTホールディングスがゲスト
戸川社長は、近畿日本鉄道出身
・近畿日本ツーリストから
窓口で、来店予約サービスを、一昨年から実施し、職員も指名できる
次に行きたい予約もできて、同じ人が対応することで、リピーターも増える
教育旅行は、修学旅行の学校訪問する
380のうち、170校を近畿日本ツーリストが担当
修学旅行の営業にとって、毎年9月からのプレゼンテーションが大事
内容は、企業秘密だが、興福寺の夜の1時間の貸し切りプランとか、灯籠の点灯プランとか
奈良公園のシカ寄せプランとか
新幹線で東京を出て、新横浜駅を通過する時に生徒の健康チェックとか、生徒の
サプライズプランとかも、事前にしっかり打ち合わせ
連合という、違う学校が混在して新幹線に乗るプランは安くなるが、どの学校がグリーン車に
乗れるか、わからない
生徒のアンケートで、どこに行きたいか希望をきいたりする
生徒を見回る安全上のことを気にする宿泊先も、先生は考える
・クラブツーリズムから
近畿日本ツーリストの一事業からスタート
旅の通販をメディアにして、電話するだけで人気になった
趣味趣向にあった、何をするかのプランを用意
絵を描いたり、社交ダンスしたりするようなプラン
趣味が合うので、知らない人同士が友だちになる
また一緒に旅行したくなり、結果的にリピーターが増える
セミナーを実施し、集客する
年間1500のセミナーを通して、参加者同士が仲良くなり、参加する
旅行好きの人が『旅の友』を配る
旅行好きが旅行好きに配り、配る先で旅行の話になる
旅行参加者から、添乗員になる仕事もある
お客さんに手伝ってもらうことで、気軽に営業も出来、輪が拡がる
※私は、全く知らなかった、素晴らしい仕組みです。
旅行獲得競争も、熾烈化しているように思います。
生き残りをかけ、コスト以上にバリューが必要です。勉強になりました。