IE27年の歴史に幕

今日は、読売新聞6月16日(木)経済欄より【IE27年の歴史に幕】を紹介致します。

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米マイクロソフトが提供するブラウザー(閲覧ソフト)「インターネット・エクスプローラー(IE)」の
サポートが(6月)15日(日本時間16日)終了する。
一時は圧倒的なシェア(占有率)を誇り、ネット時代を象徴する存在だったが、スマホの普及や
競争の激化で利用者が激減。27年の歴史を事実上終える。

今後はプログラムが更新されないため、サイバー攻撃などのリスクが高まる恐れがあるという。
同社は後継ブラウザー「マイクロソフト エッジ」の利用を呼びかけている。
2015年発売の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」以降のパソコンにはエッジが標準搭載されている。

IEは1995年に提供を始めた。当時は米ネットスケープ・コミュニケーションズ社のブラウザーが
主流だったが、マイクロソフトのOS「ウィンドウズ95」搭載パソコンの爆発的なヒットで
シェアを急激に高め、ネットの普及期を支えた。

最近はネットを閲覧する機器がパソコンからスマートフォンにシフトし、米グーグルの
ブラウザー「クローム」や米アップルの「サファリ」などがシェアを伸ばした。
IEは原則パソコン向けにしか対応していないため、利用者の多い動画投稿サイトや
SNSが推奨ブラウザーから外すなどし、シェアが激減した。
マイクロソフトは21年にIEのサポート終了を公表した。

※そういえば『インターネット・エクスプローラー』って、ありましたね。

いつの間にやら、私たちの頭の中から、忘れ去られていた感があります。

この閲覧ソフトが27年の歴史に幕を下ろすのも、時代が大きく変わる象徴だと思います。

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