人の人生は「解釈」で変わる!
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【人の人生は「解釈」で変わる! 】を紹介致します。
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人はそれぞれ、物事を見たり聞いたりしたときに 「解釈」をしています。
でも、その解釈は正しいこともあれば、 間違っていることもある。
さらに言うと、正しくも間違ってもいない、ということもあり得るかもしれません。
「解釈次第で、人の一生は大きく変わる」そう書いてある本を、今回はご紹介します。
今回紹介する本は、『それ、勝手な決めつけかもよ?』
(阿部 広太郎 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)です。
著者の阿部 広太郎さんは、コピーライターで、自らの仕事を「言葉の企画」と定義し、
様々な分野で活躍中です。
本書では、前書きにおいて「事実というものは存在しない。存在するのは、解釈だけである」
というニーチェの言葉を引用します。
コロナ禍で厳しい環境に置かれたとき、目の前の事実をどう捉えるのか。
それは、自分で決めることができる。著者の阿部さんは、そう感じたのだといいます。
そして阿部さんは、こうつづります。「解釈は自分を肯定する翼」。
誰かの正解にしばられず、自分の現在を中心にして解釈することで、納得できる日々を
手繰り寄せることができると説きます。
例えば、コロナ禍で学校等々が休校していた時期。阿部さんは17世紀にヨーロッパで猛威を
振るったペストが大流行した時のことに着目します。
当時大学生だったニュートンは、このペストによる休校期間を「創造的休暇」と
解釈していたのだそうです。
社会情勢に応じて、しばらく休暇にするのは大学の解釈。それをそのまま受け取るのもよし。
しかし、ニュートンは「そういうものだから」で片づけなかった。
「創造的休暇」という解釈をすることで、可能性を広げたのです。
こうした事例を取り上げつつ、阿部さんが広告を作る際に行ってきた「物事をどう受け取るか」
を積極的に考えること、これこそが「解釈」である。
そして、解釈次第で、人の人生は大きく変わる。それを伝えるために、この本を書いた、
とあります。
本書では、著者が主宰する連続講座「言葉の企画」で、課題として出された「名前紹介」
というワークを紹介します。
自分の「名前」の由来や、なぜその名前になったのか、漢字一つひとつにどんな意味があるのかを
調べ、紹介するというもの。
まさに、ここにも「解釈」が生まれます。
親が子どもに託した願いや祈り。その想いを知っていく。これももちろん大切です。
そして、自分自身が自分の名前にどんな意味、意志を見出し、自分自身の解釈を付け加えていくか。
親が付けてくれた由来と同じくらい、それも重要だと言います。
そして、自分の名前について解釈した後には、自分の感覚に目を向けていく、といいます。
「あり」か、「なし」か?「最高」か、「最悪」か?あるいは、「しっくりこない」のか。
自分の「らしさ」がにじみ出るのは、その人の「好き」と「嫌い」ではないか。そう本書では解説します。
あなたは、何が好きなのか。どんなことが好きなのか。
「好き」を見つめることは、自分の気持ちに素直になることである、と著者は言います。
親からの期待や、周囲からの空気。
はたまた、「こうすべき」という常識。
そういうものが、私たちを救ってくれる訳ではないでしょう。
むしろ、がんじがらめになることもある、かもしれません。
「好き」と「嫌い」を解釈することで、私たちの魂は救われる。
まずは察知して、認識するだけでもいい。それによって、何らかの行動が取れるかもしれない。
こうした自分の感情をきちんと把握できることが、自分自身を「解釈」することにつながる、
のかもしれません。
自分は何が好きで、何が嫌いなのか。何が苦手で、どんなことに価値を置いているのか。
そのことを知ることだけでも、自分をどう取り扱っていくかの大きなヒントになります。
※ニーチェの言葉は、知りませんでした。
確かに事実は一つありますが、受け取るのは、みんな解釈で無数です。
だから、事実は無いということのですね。
勉強になりました。