大船渡高の恩師「壊さず開花、朗希へエール」

今日は、読売新聞5月28日(土)社会面より【大船渡高の恩師
「壊さず開花、朗希へエール」】を紹介致します。

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プロ野球で快投を続ける千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(20)。
岩手・大船渡高時代の監督としてその成長を支えながら、
長く取材に応じてこなかった国保陽平・現野球部長(35)が読売新聞の取材に応じ、
プロ3年目で才能を開花させた教え子にエールを送った。

4月10日のオリックス・バファローズ戦で完全試合を史上最年少で達成した際には、
高校3年当時、故障リスクを考えて岩手大会決勝で投げさせなかった国保さんの
判断が改めて脚光を浴びた。

当時はチームが敗れて批判にさらされた。準決勝からの連投や、過度な運動で損傷する
可能性がある骨の状態を踏まえた判断は、今や『英断』との認識が広がる。
しかし、国保さんは「壊さないで次のステージへ、との思いだけだった。
『あの時投げなかったから』と言うつもりはありません」と冷静に受け止めている。

高校入学後から佐々木朗希投手の探究心と芯の強さに感心しており、成長は本人の努力とみる。
「何でそうなるのか、と考えるのが好きだった。
また、決してへこたれない。踏ん張りどころで2、3段階、頑張れる」と驚かされたという。

佐々木投手には、2度目の完全試合やプロ野球最速の166キロ超えなどに大きな期待が
寄せられるが、息の長い野球人生を焦らず歩んでほしいという。
「『歴史を塗り替える選手に』と言ってほしいかもしれないが、そうではなく、
プロとして40歳までやりたいなら、狙った所に投げる能力をつけて、やり続けてほしい。
自分が望む野球人生を歩んでもらいたい」と願っている。

※2019年の高校野球、岩手大会の決勝で『令和の怪物』と呼ばれている投手が
投げなかったのは、地方大会にも関わらず、ニュースになりました。

‘佐々木朗希’という一人の人間の将来を、一番考えていたのは、間違いなく国保陽平さん
だったのだと思います。

素晴らしい指導者に恵まれるのも、才能の一つと考えます。

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