江崎グリコ、40年ぶり社長交代
今日は、3月25日(金)読売新聞、経済欄より【江崎グリコ、40年ぶり社長交代】
を紹介致します。
江崎グリコは(3月)24日、取締役会を開き、江崎勝久氏(80)が社長を退任し、
後任に長男で専務執行役員の悦朗氏(49)が昇格する同日付人事を決めた
40年ぶりの社長交代を受けて大阪市内の本社で開いた記者会見で、
悦朗氏は健康分野や海外事業に注力する方針を示した。
業績が頭打ちとなるなか、新たな収益源の確保を急ぐ。
創業100周年の節目に、父から会社のかじ取りを託された。
創業者で曾祖父の江崎利一が残した行動指針「グリコの七訓」を引用し、
「お客様のために社員が協同一致して、努力と創意工夫で価値を創出する」と決意を語る。
サントリーなどを経て2004年に入社し、4年後には30歳代半ばで
取締役として経営陣に入った。12年にはマーケティング本部長となり、
アーモンド効果やSUNAO(低糖質食品)などの展開を主導して、
健康分野の礎を築いてきた。
海外事業の経験も豊富で「グローバルな視点を備えた人材」(幹部)と評され、
社内外で長く後継者とみられてきた。
就任記者会見では、「お客様の求めるものの変化に柔軟に対応し、
持続的な成長を実現していく」と抱負を述べた。
原料価格の高騰など逆風が強まる中、目に見える形で成長を実現できるか。
今年から3年間で取り組む中期経営計画が試金石となる。(佐藤一輝氏)
経歴:95年慶大総合政策卒、04年江崎グリコ入社。
16年から代表取締役専務執行役員。兵庫県出身。
※誰もが知っている、老舗お菓子メーカーの40年ぶりの社長交代です。
前代未聞の大不況の中、沢山の人が笑顔になる商品の開発や提供を、多くの人が期待しています。
本日も、ありがとうございました。