日本初のコインロッカーを進化させた商品
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【日本初のコインロッカーを進化させた商品】を紹介致します。
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【日本初のコインロッカーを進化させた商品】
神奈川県横浜市に株式会社アルファという会社があります。
同社は、自動車の鍵やドアハンドル、住宅の玄関ドア、
コインロッカーなどを製造販売しています。
1964年に同社が、日本で初めてコインロッカーを製造販売しました。
当時のコインロッカーは、ロッカー1つずつに鍵がついていて、
コインを入れて施錠する仕組みでした。
このタイプのロッカーは、多少の改良はあったものの長年、
基本的な仕組みは変わらずに使用されてきました。
今でも、このタイプのロッカーは、様々な施設で利用され続けています。
一方で、集合住宅向け、例えば、マンションなどでは
「宅配ボックス」なるものが登場しました。
宅配ボックスは、電子錠を用いて操作部分(パネル)を一か所に集約するシステムです。
同社は、ICカードの普及が始まった2003年、
今後の電子マネー化の方向を考え、宅配ボックスの特徴を
利用したコインロッカーを新たに開発しました。
新商品のコインロッカーとは、Suica対応コインロッカーです。
関西ではPiTaPaなどでも使用できます。
このコインロッカーは、関東や関西をはじめとする
各地の駅などで設置されています。
この商品の特徴点は、電子錠を利用し、
一か所に集約された操作パネルを操作することで利用できる点です。
これにより、SuicaやPiTaPaなどのICカード型乗車券が
「決済」だけでなく、「鍵」としても機能するようになりました。
駅でコインロッカーを利用する際に、「鍵」をどこに
保管すべきかと悩んだ方も多いのではないかと思いますが、
この商品は、このような悩みが不要です。
また、駅ではコインロッカーの利用者が不特定多数であるため、
いかに分かりやすく簡便な操作性を持たせるかという点で工夫されています。
例えば、大型液晶画面を使い、文字を大きくし、
操作画面の操作が滞ると音声で補助案内をする等の機能も持たせています。
従来のコインロッカーとの違いや新しさをアピールし、
洗練された雰囲気で利用率を高める目的でデザインに力を入れています。
デザインを保護する意匠登録も積極的に行っており、
操作部分の液晶表示を業界で初めて意匠登録することにも
成功しています。
このコインロッカーは関西・関東のみならず、
今後さらに全国各地に導入されていく可能性の
ある商品ではないかと思います。
<アルファロッカーのブランドサイト>
よろしければ、同社の商品サイトもご覧頂ければと思います。
※これまで『コインロッカー』を、注意して観ていませんでした。
よく考えたら、ずいぶん進化していますね。
一つのモノが進化して、どんどん良くなっていくのは、嬉しいです。
本日も、ありがとうございました。