油も肉も、新容器誕生のワケ

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【油も肉も、新容器誕生のワケ】を紹介致します。

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【油も肉も、新容器誕生のワケ】

テレビ東京のワールドビジネスサテライトの「ケーザイのナゼ」から。

お肉や油のペットボトルなどの食品や飲料の容器。
この馴染のある容器が新しいものに変わりつつある。なぜか?!

まずすぐに思い浮かぶのは脱プラスチック。
これは私にもすぐに連想されました。
でも、これだけではないのです。
何でしょう?!

キーワードは「容器の新常識」
あるスーパーの精肉売り場。通常はトレーに入って販売されているが、

その中で真空パックのお肉が売られている。
見慣れた油の容器も紙パック、ペットボトルの容器がアルミ缶にと売り場が様変わりしている。
何故か。

まずは真空パックのお肉。
通常のお肉のトレ―商品は店頭に並べてその日か次の日ぐらいまでが消費期限。
真空パックにすることで消費期限を2日延ばすことができる。

食品ロス対策なのです。

業務用の精肉は袋で送られてきたものを従業員がトレーに詰め替えている。
真空パックは空気や人の手に触れる機会が減るので鮮度を保つことができる。
消費期限:2日⇒4日へ。
また、スーパーでの詰め替え作業が減るので人手不足対策、

もっと顧客にサービスができる人員配置ができる。

何故、今までそうではなかったか?⇒トレーの方がお肉のプリッと感があり美味しそうに感じる。
真空パックは水っぽい見た目がデメリット。

ただ、ここにきてコロナ禍で衛生的で世の中のニーズにマッチしてきている。

ペットボトルのアルミ缶へのシフトも賞味期限が180日から270日に延びたことが要因。
油の容器は紙パックで賞味期限が1年延長。
通常の牛乳パックと同じ形だが、構造が全く異なる。
油の品質維持にとって酸化が最大の敵。
そこで油の浸み込みを防ぐもの、酸素が入るのを防ぐものなど5層構造にした。
油は元々金属缶や一升瓶などで販売されてきたが、利便性から利用されてきたのがプラスチック容器。

軽くて運びやすく、取っ手などの形状のあるものなどで持ちやすかったりと広く普及してきた。
ただ、賞味期限は缶:2年⇒瓶約2年⇒プラスチック容器1年と短くなっていった。
食品ロスなど社会問題解決のため数年をかけて紙の容器を開発。
脱プラスチックと食品ロス対策。2つの大きな社会課題が生み出す容器の新常識。

今後も広がりを見せそうだ。

以上が番組の概要です。
コロナというだけでなく、今置かれている環境や将来残すべき世界のことを考えて、

今できること、今だからできることを周りのところから取り組んでいかないといけない。
消費者の意識も変わらないといけないと思いました。

※食品ロス軽減と、この大不況の中、素晴らしい取り組みです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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