放映権料高騰、テレビ局限界も
今日は、読売新聞12月8日(水)関西経済欄より
【放映権料高騰、テレビ局限界も】を紹介致します。
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今夏、あるニュースが日本のサッカーファンを驚かせた。
スポーツ専門動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」がアジアサッカー連盟(AFC)と
2028年までの放映権取得で合意。ワールドカップ(W杯)カタール大会
アジア最終予選で、日本のアウェー戦は地上波から消え、DAZNの独占配信となった。
DAZNの視聴料は月額1925円。様々なスポーツを網羅し、
世界中のファンと契約を結ぶ。AFCとは高額の契約で合意したとみられ、
羽衣国際大の浮田哲教授(メディア論)は「広告収入が柱の民放、
受信料で運営されるNHKでは払えない額まで高騰している。将来、
W杯本大会も日本のテレビ局で見られない可能性がある」とみる。
ネット配信は同じ時間帯に複数の番組を流すなど、
視聴者のニーズに細かく応えられるのが強み。浮田教授は
「既存のテレビ局は多様化する好みに対応できない」と指摘。
一方で、「誰もが同時に『あの試合を見た』という体験はしにくいかもしれない」と述べた。
※YouTubeをはじめとする動画コンテンツの台頭で、テレビの存在感が薄くなりました。
DAZNが、他のスポーツに関する放映権取得を達成していけば、
スポーツ観戦ファンの一定層をお客様にする誘導が予見されます。
ここにも又、ビジネスの形が存在するのですね。