非効率なことばかりをしたら3ヶ月で集客が15倍になりました
目に見えない世界のセミナーが流行ると聞いたことがあります。
現実逃避でスピリチュアルの世界に行ってしまうのは危険ですけど、
目に見えない「気持ち」や「心」は一番大切なところですよね。
今日は、その「気持ち」に着目してから大きく経営を好転させてた
美容室を経営するHさんを紹介したいと思います。
気持ちに着目する前までは、スタッフが3人いるのに新規客の来店数は月2人…。
それに比例してリピート客もどんどん減っていったんです。
集客手段はチラシでその制作や配布も外注でした。
そこで私は、こんな提案をしました。
「チラシを作るのもチラシを配るのも、すべて自分たちに手でやってみませんか?」
この提案にHさんは、チラシ作りのプロに任せた方が、
いいのではというのと、「非効率では?」と乗り気ではありませんでした。
確かに非効率です。だから誰もやりません。
ただ、効率化を追求するあまり、失ってしまうものがあります。
それが『気持ち』です。
チラシに限らず、広告もサイトもSNSも気持ちが入っていないと何も伝わりません。
特に情報過多の今の時代は、お客さんの見る目が鋭くなっていて、
本物か偽物かを見極める力を持っています。
なので、気持ちが入っていない、上辺だけで良いことを書いたチラシなのかを
簡単に見破られてしまいます。
では、どうすれば気持ちが入るか?というとですがHさんにこんなチラシ作りの話をしました。
・チラシに自分のことを書いて
・チラシを自分自身で作って
・自分の手でチラシを配る
めちゃ非効率ですよね。
あえてこうする目的が3つあります。
1)チラシに自分のことを書くことで、より責任感が増します
2)自分自身でチラシを作ると愛着が湧いてきます
3)自分の手チラシを配ることで地域の住んでいるお客さんを感じられるようになります
勘違いしないで欲しいのは、非効率を勧めているんではなく
【気持ちを入れることを最優先にする】ということです。
集客が上手く行き出すと、嬉しいことではあるんですが、一番のメリットは・・・
自分たちの手で作ったチラシを見て、来店したお客さんへの気持ちが大きく変わること。
つまり嬉しさが倍増するということです。
そうすると「来店したお客さんには絶対に喜んでもらうぞ!」とさらに気持ちが入ります。
こんな話をしたら、Hさんがだんだんと前のめりになり、チラシをやることになりました。
その3ヶ月後・・・
新規来店数2人だったのが、15倍の30人にまで増えたんです。
さらには、社内のみんなが協力的になりHさんの笑顔が倍増しました。
Hさん!さらにスタッフとお客さんを笑顔の渦に巻き込んでいきましょうね!
▼今日のポイント
【気持ちが入っているか確認しよう】
※気持ちを込めることって、とても重要ですね。
一見、無駄とか非効率だと思う事が、人の気持ちを動かすのだと、思いました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。