日本南瓜の〔歴史と栄養価〕
今日は、読売新聞11月9日(火)一面の〔編集手帳〕より
【日本南瓜の〔歴史と栄養価〕】を紹介致します。
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日本南瓜の歴史には、三つの外国の名前が登場する。
原産地をたどると、中南米のメキシコあたりだという。
16世紀、これがポルトガル船によって九州に渡来した。
そのとき、カンボジア産の野菜であると間違って伝えれたといわれる。
早口で「カンボジア」と言ってみると、なるほどカボチャに聞こえないこともない。
「冬至にカボチャを食べると風邪を引かない」という俗言に覚えのある方は多かろう。
カロテンに加えてビタミンCやEを多く含み、感染症に対する抵抗力をつけてくれる。
俗言といっても、いいかげんではない。
※『身土不二』という言葉が、あります。
その時期に出来た、その土地のものを食べて、生活するのが良いという意味です。
冬にカボチャを食べると風邪を引かないと言われているのも、そうです。
カボチャが、三つの国が関係しているのは全く知らず、カンボジアだけと思っていました。
本日も、勉強になりました。