ベトナムの即席麺の市場拡大に貢献した商品
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【ベトナムの即席麺の市場拡大に貢献した商品】
日本では、数多くの即席ラーメンが発売されています。
日本の即席ラーメンは、外国でも人気がある商品が多いですが、
その商品とは、エースコック株式会社がベトナムで発売している
ベトナムは、従来、コメ製の麺である「フォー」が昔から広く
エースコック株式会社は、1990年代に日本国内の即席麺市場が成熟する中、
そんな中、丸紅から同社にベトナムの国営食品メーカーと一緒に
当時、ベトナムで売られていた即席麺は、美味しくないという不評が多く、
そこで、同社は、若者の多いベトナムの将来性を買って、ベトナムへの進出を決断しました。
最初に行ったのは、カップ麺を利用して、熱湯を注いで3分待つと食べることが出来る袋麺でした。
麺を再現する技術は日本のものを応用できても、
そこで、味作りは、全て現地スタッフに任せました。
この味が評価されたのですが、即席ラーメンの材料の90%以上が
そこで、同社は、地元業者の支援などを通じて、
このような企業努力を行って完成した新商品を「ハオハオ」と名付けて2000年に発売を開始。
酸味と辛みが効いたエビ風味の商品が評判となり、ハオハオは人気の商品となりました。
ベトナムの即席麺の市場は、2002年は、約17億食でしたが、
また、同社は、ベトナム国内で約50%のシェアを持つNo1の企業になりました。
ベトナムの人口の約5割は25歳以下と若い人が多いようですので、
同社のサイトにベトナムでの事業についてもまとめられていますので、
<エースコック株式会社のサイト>
http://www.acecook.co.jp/company/vietnam.html
※日本の技術力の高さを、ここにも垣間見ることが出来ました。
元々フォーで麺に親しみがあったベトナム人の口に合う開発と製造を実現し、
未知な所に新しい商品を導入する、先駆者的役割を、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。