甲子園のツタ、どう手入れしているの?

今日は、母からもらった新聞の記事で、6月3日(木)より
【甲子園のツタ、どう手入れしているの?】を、
要約して紹介致します。

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野球の聖地、阪神甲子園球場。シンボルとも言えるのが外壁を覆うツタだ。
ツタの世話をずっとやっている阪神園芸の社員は3~4人。
責任者は脚立の上でハサミを動かす。

ツタには茎に吸盤があり、れんがの壁にくっつくようにして、場所に
よっては1年に5メートルも伸びる。
週に5日、水のタンク積みトラックで外周を回って、水やりしながら、
気になる所を剪定。
春先から夏の終わりまで、仕事の7~8割は水やり。葉っぱを見ながら
液体肥料を混ぜるときもある。

作業する時間は『お客さんがいない時間』。ナイターの日は昼まで。
高校野球開催中は夕方から夜。壁の高い所は、高所作業者を使う。

ツタは思い通りになってくれない部分がある。球場の改修のため
07年までに撤去されたツタは、09年に再び植えられた。
当初は10年ほどで元通りに壁を埋め尽くす予定だったが、まだ
3分の1くらい。

外周には2種類のツタが植えられている。昔からのツタを移植したものと、
撤去したツタの種を栽培して全国の高校で育ててもらったもの。
古株は成長が速いが、若いツタはなかなか伸びきれていない。
昔のツタは植えられて60~70年も経っていて、木に近い太さがあった。
全面を覆うまでに、あと20~30年くらい必要。

タイガースが好調で、作業中に声をかけられ、励みになる。
れんが色と新緑のコントラストが美しい。甲子園近辺にお越しは、
外壁もご覧あれ。

 

※阪神園芸さんと言えば、雨でぬかるんだグランドに新しい土を
入れながら、完璧に整備して私たちの想像を大きく超える成果を
出してくださる『グランド整備の神様』だと思っています。

今回知ったのは、あの“蔦”の整備も、阪神園芸さんがされていて、
尚且つ、人知れず、とてつもない努力で良い状態を維持して
くださっていたことです。

頭が上がりません。いつも、ありがとうございます。

これからも、大好きな阪神甲子園球場の為に、宜しくお願い致します。

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