ハチの巣が六角形なのはどうして?
今日は、書籍
『子どもの「なんで?」に答えます!』(発行・発売:(株)アントレック)
の中からハチの巣が六角形なのはどうして?】を紹介致します。
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【ハチの巣が六角形なのはどうして?】
A:少ない材料で、できるだけ広い部屋を作ろうとしているからだと
考えられています。
けれども、くわしいことは、まだよくわかっていません。
ミツバチの巣は、自分たちが作り出すミツロウからできています。
おなかからミツロウを出して、そこにだ液を加えながら巣の部屋を
作っていきます。
本当のことはまだわかっていませんが、ハチが少ないミツロウで、
できるだけ広い巣の部屋を作ろうとしているから、六角形の部屋を
並べて巣を作っていると考えられています。
丸や八角形では部屋と部屋の間にすき間ができます。
三角形や四角形では部屋の面積が小さくなりますが、六角形だと
少ない材料で広い巣の部屋を作ることができます。
ハチの巣のように六角形を並べた形のことを「ハニカム構造」と呼び、
とてもじょうぶな形として建物や人工衛星の壁を造るときなどに利用
されています。
けれども、すべてのハチが六角形の巣の部屋を作るわけではありません。
ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチの三種類だけです。
これらのハチは、多くの仲間が共同で生活する種類です。
ミツバチはひとつの巣を作るのに7万~8万個もの部屋を作ります。
スズメバチは3千~7千個、アシナガバチは約100個の部屋を作ります。
これ以外の種類のハチは、決まった巣の形がありません。
※今回の内容は、疑問にも思わず、当たり前としてスルーしていました。
本日も、とんでもなく学習させて頂きました。
お読みくださり、ありがとうございました。