京都大学、大地震前兆現象の仕組み解明
今日は、LINEニュースより
【京都大学、大地震前兆現象の仕組み解明】を紹介致します。
地震の規模(マグニチュード)が6.0以上の大地震発生前に上空で
電子の数が変化する現象について、京都大の研究グループは
(4月)19日までに、プレートや断層の粘土に含まれる水分が
地震前の微小な震動で帯電し、上空に電気が伝わることで
生じると発表した。
京都大大学院の梅野健教授(数理工学)は「前兆現象の仕組みを
科学的に示すことができた。大地震を予知して警戒を促す
システムの実現が期待出来る」と話している。研究成果は3月、
国際学術誌の電子版に掲載された。
東日本大震災や熊本地震、能登半島地震などでは、地表から
約300キロ上空にある電子が集まる『電離圏』で、
発生約1時間前に電子の数に変化が生じる現象が観測されている。
しかし、この現象が起きる仕組みは分かっていなかった。
研究グループは、大地震の電源付近の地質調査で、プレートや
断層の境界面に粘土が含まれていることに着目。
粘土に含まれる水分が地震直前の微小な振動で高温となって
帯電し、その後に電気が上空に伝わることで電離圏の電子の
数を変化させることを発見した。簡易な実験で再現し、同様の
現象が生じることを確認したという。
※ついに、地震予知出来る可能性が出てきました。
実現に向けて、大いに期待出来ますね!