人体で最も多くを占める元素は?
今日は、書籍『理系の素朴な大疑問』
(著者:博学こだわり倶楽部、企画・編集:夢の設計社、
発行者:河出書房新社)より
【人体で最も多くを占める元素は?】を紹介致します。
ヒトは地球上のあらゆる生物の中で、最も知能が高いとされている。
それほど高度な生物なのだから、人体はさぞかし複雑な構成元素を
持っているに違いない。
しかし、こと細胞を構成している元素レベルで考えると、人体は
実に単純である。
元素は100余りが知られているが、人体を構成している元素は、
そのうちの約30種類。
おもな元素を比べると、酸素が65%、炭素が18%、水素が10%、
窒素が4%となっており、これら4つの元素で全体の97%を占めている。
成分で考えれば、約70%が水で、あとはタンパク質とカルシウムが
ほとんどである。
このシンプルな構成要素が、複雑な人間を形づくっているのだから、
生物とは実に神秘的である。
※神秘的です。
人間の肉体を、大切にしましょう。