ディズニーランドでも赤字になる ~ 優れたコンテンツだけでは勝てない ~
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【ディズニーランドでも赤字になる ~ 優れたコンテンツだけでは勝てない ~】
激しい誘致合戦の末、香港に建設された香港ディズニーランド。
蓋を開けてみると、2005年開業後、黒字になったのは、わずか3年。
直近では8期連続赤字(普通撤退でしょ)。
惨憺たる業績です。
アメリカ、東京、上海では好調なディズニー。
コンテンツの素晴らしさは折り紙つきです。にも関わらず香港ディズニーは赤字。
サービスが悪いだのチラホラ噂はありますが、行った人のブログを見るとそーでも
ないみたい。
ではなぜ赤字なのか?
察するに、エリア戦略のミス。
そもそも、ここにディズニーを立てて、勝てる算段があったのか?
日本にはもちろんあり、開演が決まった時点で上海にもディズニーが出ることが
決まっていた。
中国からの来園をあてにしつつも、中国国内に大型テーマパークが
(レゴランド、USJなど)が出来てきた(出店は予想できたでしょう)
どんなにコンテンツが優れていても、エリア戦略を間違えれば苦戦する
大変わかりやすい事例ではないでしょうか。
挽回を期して新たなコンテンツ(アナ雪)を投入するようですが、コンテンツの上に
コンテンツですから、果たしてうまくいくのか、やや疑問です。
コンテンツだけではビジネスは勝ちきれないことは、自分で証明済みです。
しかもエリア戦略のミスは取り返しが不可能(移転しかない)
であれば、ターゲットを変え、競合が呼ばなそうな客層
(例えば、日本のシルバー層?)を呼ぶための仕組みづくりなんて戦略が必要かも
しれません。
※如何でしたか?!
場所の問題は、大きいですね。
これから、いろいろな面で、気をつけていきたいと思います。