あぶない話

今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第24弾です。

《あぶない話》

「どんなえらい人でも、3度に1度は失敗したほうが身のためになりそうである。
そしてその失敗を、謙虚さに生まれ変わらせたほうが、人間が伸びる。
失敗の連続もかなわないが、成功の連続もあぶない話である」

失敗するより成功したほうがよいのは当たり前の話だ。
しかし3回のうち3回とも成功したら、これはちょっと危険である。
自信が生まれ「俺にまかせておけ」となったら謙虚さがなくなって他人の意見も
耳に入らない。これは大変危険である。

自信は必要だが、絶対のものではない。
一応のもの、仮のものということを忘れなければ、いつも謙虚さが失われないし、
人の意見も素直に聞ける。だが、人間はなかなかそうはいかない。
ちょっとの成功にも絶対の自信を持ちたがる。

だから、3度に1度は失敗するくらいのほうが良い。

 

※成功してばかりより、失敗して、それを肥やしにするほうが、いいのですね。

失敗して、落ち込んでしまっている人に、エールになりますね。

ありがとうございました。

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