飛行機に持ち込めない物

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【飛行機に持ち込めない物】を紹介致します。

 

『え!ガスボンベはわかるけど、キャンプで使う木炭、ファイヤースターターも
ダメなの!?』

飛行機に乗るとき、機内に持ち込む手荷物にはもちろん、搭乗前に預ける手荷物
にも入れてはいけないものがあります。

空を飛ぶ飛行機の中では、普段の生活で何気なく使っている品物も「危険物」
となることがあるからです。
飛行機に持ち込める荷物は、航空法や国際民間航空機関(ICAO)の取り決めに
より、世界共通の基本ルールが定められています。

■飛行機に一切持ち込めないものは?

爆発のおそれがあるもの、燃えやすいもの、有害物質などの「危険物」は、
機内へ持ち込むことも、手荷物として預けることも禁止です。
例えば、カセットコンロ用の『ガスボンベ』やキャンプ用『ガス』は、内部に
高圧ガスや引火性のガスを蓄えていて爆発するおそれがあるため、機内へ
持ち込むことも、手荷物として預けることもできません。
また、漂白剤や強力カビ取り剤などの酸化性物質、殺虫剤や農薬などの毒物、
自動車用など電解液を用いる液体バッテリーは、万一漏れてしまった場合に、
強い臭いや毒性、腐食性などが機内環境に重大な影響を与えるため、機内へ
持ち込むことも、手荷物として預けることもできません。

また、最近はひもなどを引っ張ることで薬剤が混ざり発熱させる原理を利用
した加熱式食品(弁当、清酒等)や、叩くことで薬剤が混ざり急冷させる
原理を利用した瞬間冷却パックなどの商品が航空機内に持ち込まれるという
事例が発生しています。
これらの商品に使用されている薬剤も危険物に該当し、機内へ持ち込むことも、
手荷物としても預けることもできません。
もし、空港に持って行っても、搭乗前に廃棄するなど処分しなければならなく
なります。

■機内への持込みが特に注意が必要なものは?

日常的に使っているものや旅行先での便利なグッズなどの中には、危険物に
該当し、手荷物として預けられないもの、条件付きで機内へ持ち込めるもの
があります。
特にリチウム電池やリチウム電池を内蔵したモバイルバッテリー、
コードレスヘアアイロン、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスイヤホンの
充電ケースについては注意してください。

◎特に注意が必要なもの

●コードレスヘアアイロンなど、熱を発生する電池器具
【熱源と電池の回線を切断する機能がないもの】
機内持込み ×
預け手荷物 ×
【熱源と電池の回線を切断する機能があるもの】
機内持込み ○
預け手荷物 ○
<条件>
電池を取り外すかそれと同等の機能により、熱を発生する部分と電池とに
分けること。
リチウムイオン(金属)電池の場合は、取り外した電池は預け手荷物に
できないため、必ず機内持込みとすること。

●リチウムイオン(金属)電池を内蔵した携帯型電子機器
機内持込み ○
預け手荷物 ○
<条件>
預け手荷物にする場合は、電源を完全にOFFにし(スリープモードは不可)、
固いスーツケースに入れ偶発的な作動や損傷を防止するための措置を
とること。

●予備のリチウムイオン(金属)電池
機内持込み ○
預け手荷物 ×
<条件>
リチウム金属電池:リチウム含有量が2g以下のもの
リチウムイオン電池:
ワット時定格量が100Wh以下のものは、個数の制限なし
ワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のものは2個まで

   
●ワイヤレスイヤホンと充電ケース
機内持込み ○
預け手荷物 ×
<条件>
通常電源をOFFにすることができないため、預け手荷物にできません。

●電子タバコ
機内持込み ○
預け手荷物 ×
<条件>
1人につき1個まで。また、機内での電子タバコ本体・予備バッテリーの
充電は不可。

●喫煙用ライター・安全マッチ
機内持込み ○
預け手荷物 ×
<条件>
1人につき1個まで。充填用のガスやオイルは、機内持込み手荷物にも預け
手荷物にもできません。

海外に行く場合はさらに注意が必要です。
例えば、日本の国内線ではマッチやライターは上記のとおり、1つだけで
あれば、機内へ持ち込めますが、中国(香港を除く)やインド、フィリピン、
ベトナム、ミャンマーを出発する便では、マッチやライターを機内へ
持ち込むことも、手荷物として預けることも禁止されています。
国際線を利用するときに100ml(g)を超える液体を持ち込む際には、1個の
容量が100ml(g)以下の容器に入れ、その容器をジッパー付きの透明な
プラスチック製の袋(容量1リットル以下。目安としては縦と横のサイズが
足して40cm以内のもの)に入れる必要があります。
「あらゆる液体」の中には、歯磨きやヘアジェル、ハンドクリーム、味噌や
プリンなども含まれます。
ちなみに、医薬品や乳幼児用のミルク・ベビーフード、特別な制限食などは、
液体物持ち込み制限の対象にはなりません。

このように、国際線と国内線によって差異があり、また、航空会社によって
細部が異なる場合があったりしますので、詳細は、実際に利用される航空会社
などに確認することをお勧めします。

 

※如何でしたでしょうか!?

普段、あまり飛行機に乗らない私が、このような事、知っているわけが
ありません。

勉強になりました。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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