一人暮らしの不安を解消する防犯グッズ　

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【一人暮らしの不安を解消する防犯グッズ】を紹介致します。

 

【一人暮らしの不安を解消する防犯グッズ】

近年、一人暮らしの人が増えていますが、一人暮らしには不安もあるかと
思います。

例えば、女性の一人暮らしでは、インターフォンに出るたびに、自分の
状況が知られてしまうのではないかという不安があるようです。

そんな不安を抱えた女性たちの声に応えるべく、大阪の大東市に本社を
構えるライソン株式会社が開発した『応答くん』という商品があります。

『応答くん』は、インターフォンや電話に男性の声で応答する
音声ボタンです。

16種類の言葉を選んで押せば、代わりに話してくれます。

具体的には、

「はい」
「違います」
「ありがとうございます」
「いらないです」
「お願いします」
「失礼します」
「玄関の前に置いておいてください」
「宅配ボックスに入れておいてください」
「何の用ですか？」
「迷惑なんで」
「今、忙しいんで」
「もう1回言ってもらえますか？」
「帰ってください」
「もう電話してこないでください」
「これ以上来たら警察呼びますよ」
「ピンポーン」（ピンポン音）

という言葉があります。

宅配や出前、迷惑な訪問者や電話に対応できる便利なアイテムです。

しかしながら、その開発は決して順風満帆ではありませんでした。

最初は有名芸能人に声を提供してもらおうとしましたが断られ、次に
声優に依頼しようとしましたが社内で意見がまとまりません。

結局は同社の営業部長が自宅で録音した音声を使うことになりました。

ただ営業部長は素人ですので、音量や話し方を何度も調整しなければ
なりませんでした。

もともとこの商品は、一人暮らしの女性社員のひと言から始まり、
上記のように課題はあったものの開発メンバーが諦めることなく
製品化に漕ぎつけ、ついに2022年11月1日に発売されました。

当初は販売に苦労することは覚悟したものの実際には発売日から
7日後には全て出荷し、在庫切れになりました。

この事態に開発メンバーは驚きました。

商品の販売にあたり、プレスリリースを配信したものの、その他に
特別な宣伝はしていなかったからです。

「どうしてこんなに売れたのだろうか」
その理由は、彼らが予想もしなかった社会的要因にありました。

「ルフィ」を名乗る人物をリーダーとするグループによる広域強
盗事件が発生し、世間を震撼させることがありました。

その影響で、防犯グッズの需要が急増し、同社は急いで追加生産を
手配しました。

そして、2023年1月25日に6000台出荷しましたが、それもすぐに
出荷されてしまったため、再び追加生産を指示し、4月に2回目の
追加生産分が出荷され注目の商品となっています。

購入者本人が使うのはもちろんですが、進学や就職で1人暮らしを
始める娘のために親が渡したり、故郷で暮らしている
高齢の両親のために子どもが送ったりというように、離れて
暮らす家族の安全を想って購入するというケースも増えている
そうです。

1,980円という安価な商品ですので、試しやすいですし、少しでも
不安が解消できればというニーズにマッチしたのかもしれませんね。

＜応答くん＞
https://www.lithon.co.jp/product/others/ksvc001/

 

 

※『防犯』という形で、しっかりとした商品を出せば売れる世の中に、
いよいよなってきました。

犯行する側の思考は、もっと良い事に使ってほしいと、願います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。