頭を使うとやたらにおなかがすく理由
今日は、書籍『理系の素朴な大疑問』
(著者:博学こだわり倶楽部、企画・編集:夢の設計社、
発行者:小野寺優、発行所:河出書房新社)より
【頭を使うとやたらにおなかがすく理由】を紹介致します。
試験勉強などで一日中机と向かい合っていると、体を動かして
いるわけではないのに、妙におなかが減るものだ。
これは気のせいではない。頭を使うだけで驚くほど多くの
エネルギーを消費するのである。
人間の脳の重さは、体重の約2%しかないが、全身で消費する
エネルギーの20%を消費している。
仮に一日のカロリー摂取量を2000キロカロリーとすると、
脳は一日約400キロカロリーも消費している計算だ。
筋肉の消費エネルギーとほぼ同じと考えると、いかに多いか
わかるだろう。
しかも、ほかの臓器はさまざまな栄養素をまんべんなく
使うのに対し、脳はブドウ糖のみを消費する。
頭を使うとおなかが減るのは、人体のしくみ上、当然なのである。
※この経験、したことある方は、居てると思います。
いかに脳が重要かは、わかりますね。