ゴミが異業種業界のヒット商品となった事例 

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【ゴミが異業種業界のヒット商品となった事例】
を紹介致します。

 

【ゴミが異業種業界のヒット商品となった事例】

120年もの間、タオル産業の発展を担ってきた愛媛県今治市。

「タオルの聖地」とも呼ばれるこの場所から生まれたヒット
商品があります。

その名も「今治のホコリ」

これを開発した会社は、愛媛県今治市の西染工株式会社と
いう会社です。

同社は、従来、下請け企業として、タオル産業の発展に
貢献してきた老舗の染色加工会社です。

しかし、時代の変化により、何か新しい事に取り組んで
いかなければ、会社が立ち行かなくなると考え、自社の
オリジナル製品を製造販売することを決めました。

しかしながら、自社のタオル製品は既存のお客様との関係を
損なってしまう可能性がありました。

そこで、織物でタオルではないものを作ろうと考えたのです。

そのとき、ひらめいたのが、同社社員の福岡さんという方
でした。

福岡さんは、自分の趣味であるキャンプの商品を作りたい、
という夢がありました。

そして、キャンプで焚き火をするときに必要な着火剤を
作ることができないかと考えたそうです。

福岡さんは、工場内の機械にたまる綿ぼこりが簡単に火が
つくことに気づいていました。

そして、この「綿ぼこり」を染色してカラフルにし、
天然素材の着火剤として使えるようにしました。

福岡さんが開発した「今治のホコリ」は、キャンプや
アウトドア好きの人々に大好評となりました。

<今治のホコリ(着火剤)販売サイト>
https://shop.nishisenkoh.com/?pid=166133350

カラフルで可愛らしい見た目と、あっという間に着火できる
機能性が魅力だったからです。

さらに、綿ぼこりは廃棄物だったので、地球環境にもやさしい
商品です。

「今治のホコリ」は、メディアやSNSで話題になり、売り上げは
当初の20倍以上になりました。

そして、西染工株式会社は、綿ぼこりの70%を削減できています。

福岡さんは、自分の趣味と仕事を結びつけることで、人々の
暮らしに喜びを届けました。

さらに、同社はアウトドアブランド「THE MAGIC HOUR」を
立ち上げ、制菌防臭機能を備えたタオルやブランケットなども
提供しています。

同社は、これからも地球にやさしい商品を生み出すことで、
人々の暮らしに魔法のような時間を届けることを目指している
そうです。

<THE MAGIC HOUR ブランドサイト>
https://the-magic-hour.com/

※如何でしたか!?

要らないモノが要るモノとして販売され、ヒット商品になるなんて、
最高ですね!

今朝、テレビで見たヒット商品も、ソースメーカーの、長年
要らないモノとして捨てられてきた“どろ”を商品にして、
ヒットしていました。

『柔らか頭』を追求していきます。

本日も、ありがとうございました。

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