高齢者も活躍できるビジネス

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【高齢者も活躍できるビジネス】を紹介致します。

【高齢者も活躍できるビジネス】

徳島県の中心部から車で約1時間のところに上勝町という
小さな町があります。

高齢化比率が50%以上と高く、過疎化と高齢化が進んだ町ですが、
日本のみならず世界でも注目されている町です。

注目されるのは、「葉っぱビジネス」を使った地方の
ビジネスモデルが成功しているからです。

もともと、上勝町は、みかん産業が盛んでしたが、1981年の
異常寒波で、多くのみかんの樹木が枯れました。

さらに、オレンジの輸入自由化に伴い、みかんの売上が半減し、
農業は大打撃をうけました。

歴史的大災害を乗り切るため、軽量野菜を中心に栽培品目を
増やし農業再編成を行いました。

と同時に、町の半数近くを占めるお年寄りが活躍できる
ビジネスがないかと模索していました。

そんな中、営農指導員として上勝町に来ていた横石知二氏が
ある料亭でこんな一言を聞きました。

「この葉っぱかわいい。持って帰ろうかな」

料亭の客は、料理に添えられたツマモノの葉っぱを見て、
嬉しそうに、そう言ったのです。

その葉っぱは、上勝町の山々のどこにでもあるものなので、
横石氏は「葉っぱは資源」と発想を転換し、ツマモノを
ビジネスチャンスと考えました。

そこで、日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜などを栽培・
出荷・販売する農業ビジネスを始めました。

このビジネスのポイントは、商品が軽量であるため、
高齢者でも取り組みやすいことが特徴で、今では年収1000万円を
超える高齢者もいるそうです。

このように高齢者が活躍できる場が出来、町の雰囲気も
ずいぶん明るくなりました。

また、高齢者の中には、葉っぱビジネスで元気を取り戻し、
「忙しくて、病気になっとれんわ!」
と言う人も少なくないとのこと。

これに伴い、老人ホームの利用者数も減り、町営の老人ホームを
閉鎖したそうです。これは、ポジティブな閉鎖ですね。

また、近年では、葉っぱビジネスにITを使って注文を受ける
システムも導入され、全国から注文を受けられる体制に
なっています。

このITシステムは、高齢者でも簡単に操作できるだけでなく、
やる気を高める工夫もされています。

この点も日本のみならず世界からも注目されています。

人生100年時代と言われていますので、このように、高齢者の
方々も働きやすいビジネスが構築されるとよいですね。

<葉っぱビジネスの事業紹介>
https://irodori.co.jp/about/

※如何でしたか!?

高齢者でも出来るビジネスが、田舎にあるのが、とても素晴らしい
ですね。

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