営業・人事 経験豊富な〔京都銀行次期頭取〕
今日は、読売新聞4月19日の経済欄より
【営業・人事 経験豊富な〔京都銀行次期頭取〕】を紹介致します。
京都銀行次期頭取
安井幹也氏(58)
「行員の教育を徹底し、京都銀行のファンを増やすことが大事だ」。
営業から人事まで幅広い経験で培われたバランス感覚が評価されての
頭取就任となるが、熱血漢の一面も持つ。
京都市中心部の寺町二条支店(現:京都市役所前支店)の支店長時代には、
自ら自転車などで顧客元に足を運ぶこともあった。
熱心な姿勢が評判となり、担当を外れた顧客からも「遊びにきてや」と
声をかけられることがあったという。
そうした経験から、若い行員には「お客様の記憶に残る人になりなさい」
と指導を続けている。
長引く金融緩和による低金利は、他府県にも積極的に進出してきた
京都銀行にとって逆風となっており、金融以外の事業の強化にかじを切る。
「時代の変化に敏感に対応出来る経営者になりたい」。
地銀の新たなビジネスモデルを確立できるか、手腕が問われる。
*経歴
87年同志社大経卒、入行。18年6月から常務。京都府出身。
※能動的に行動量を現場でこなし、お客様から愛されるお手本の方が、
次期頭取になられます。
逆風になっている状況を打破する『金融以外の事業の強化』を、
今後、期待しております。