100均市場規模“1兆円”迫る
今日は、読売新聞12月25日(日)政治・経済欄より
【100均市場規模“1兆円”迫る】を紹介致します。
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日本の100円ショップの先駆けは、高島屋が1926年に大阪で開業した
『高島屋十銭ストア』と言われる。
米国で流行していた『10セントストア』を参考に、文具などを10銭で販売して
人気を呼んだ。
38年には『丸高均一店』として分社化され、最盛期の40~41年には17府県に106店舗を
展開したが、戦争で事業の継続が困難となり、終戦後に姿を消した。
今に続く市場を生み出したのが、72年に創業した大創産業が運営する『ダイソー』だ。
創業者の矢野博丈・前社長がトラックを使って『100円均一』で日用品の移動販売に
乗り出したのが始まりで、91年に高松市内の商店街に常設の店舗を初出店した。
バブル崩壊後のデフレ下で人気を博し、今では国内外で6000店舗を運営する。
セリアやキャンドゥなど参入も相次ぎ、帝国データバンクによると、年間の国内市場は
1兆円に迫る。
コロナ禍の中でも衛生用品などの需要を取り込み、大手4社の店舗は増加の一途だ。
100円ショップの戦略は、商品を大量に注文して安く仕入れることに尽きる。
ダイソーの場合、その調達網は海外も含め約800社に及ぶ。
逆に、仕入れが止まることは大きなリスクで、丸高均一店が行き詰まったのは戦争に
よる仕入れの途絶が一因だった。ダイソーも、2012年の尖閣諸島国有化に伴う
日中関係の悪化で中国からの輸入が約1か月間ストップした。会社にとって大きな
危機だったという。
※『値段の真相 低価格は今』という記事で、100均を採り上げていて、そこの一部分を
紹介しました。
輸送費、包資材の高騰に円安が追い打ちをかけ、利益が出しにくい状況が、
書かれていました。
ただ、普段から使う日用品が、同じメーカーのが少しでも安いのは、財布のヒモが
硬くなっている消費には嬉しいです。
「本当に欲しいモノがタイミング良くそこにある」を、これからは、どのような
ビジネスでも徹底的に追求する事だと思います。