学ぶ力を磨くための「第一歩」

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【学ぶ力を磨くための「第一歩」】を紹介致します。

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何かを学ぶ、と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。

机に向かって、ノートとペンを持って勉強するイメージ? かもしれません。

今回ご紹介する本は、「学び」に関する一冊です。

『人生が面白くなる学びのわざ』(齋藤 孝 著/NHK出版 刊)

著者の齋藤孝さんは、教育学や身体論、コミュニケーション技法などを専門としている明治大学の教授。

『声に出して読みたい日本語』(草思社)などの著作で知られると同時に、テレビ出演も多く、
ご存知の方も多いかもしれませんね。

齋藤さんに言わせると、「教育」を考える上では、「教える」ことだけではなく「学ぶ」ことも
考える必要がある、といいます。

確かに、学ぶ力が育っていなければ、いくら素晴らしい講義をしても意味がない。

齋藤さんは、知識や情報が膨大になり、目まぐるしく入れ替わる現代社会だからこそ、自ら学び、
発見できる状況判断力を磨くことが非常に大切である、といいます。

地理の時間に、昔の地図と、いまの地図を見比べる授業があったとしましょう。

その時に、「どこが同じで、どこが違うか」を自ら探し、考察できる人。

こういう人は「学ぶ力」があると言えます。

一方で「で、昔と今は何が違うんですか」といった質問をする人を、齋藤さんは
「座して待つ姿勢」といいます。

さらに、これからの時代は「座して待つものは死す」と断言するのです。

では、どうしたら「学ぶ力」が身につくか。

その第一歩は「まねる」こと。「学ぶ」の語源は「まね」であるという説もあるくらい、
学ぶこととまねることは密接な関係にあります。

私たちは、日本語を話し、日本の習慣の中で日々生活を送っています。

では、これは生まれつき身に付けていた習慣・習性と言えるのか・・・と言えば、
決してそうではないでしょう。

周りの人、両親や大人たち、言葉を覚え、社会通念を身に付けてきた。

そうやって、社会性を身に付けてきたわけです。

つまり、学ぶことの第一歩は「まねる」こと。

先人たちがやってきたことや、取り組んだこと、今も伝わる知恵や知識を知って、まねてみること。

その上で、自分なりの工夫をしてみたり、繰り返し鍛錬してみること。

そうすることで、学びは深まっていくのです。

読書はまさに、先人たち、あるいはその道のプロたちが「やってきたこと」や
「気付いたこと」を教えてくれるテキスト。

その内容をまずはまねしてみて、自分なりに工夫を加えて、吟味する。

そういう繰り返しが深い学びになり、あなたの人生をより良くしていくはずです。

もし「学んでいること」があったら、ぜひ教えてくださいね。

(参考資料)
『人生が面白くなる学びのわざ』(齋藤 孝 著/NHK出版 刊)

 

※学びについてでした。

『学ぶ』は『まねぶ』とも言い、真似る事を重要視しています。

そして『考える』のが、不可欠になりますね。考える事をじっくりすると、見えてくるモノがあります。

本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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