人を豊かにすれば、自分も豊かになる

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【人を豊かにすれば、自分も豊かになる】を紹介致します。

 

あなたは、身の回りの人にいい影響、あるいは、良い変化をもたらしたいと思いますか?

もし、この質問への答えが「YES」ならば、ぜひ、今回のメルマガをじっくり読んでください。

そして可能であれば、今回ご紹介する本を手に取ってみられることをオススメします。

今回ご紹介する本は、『ポジティブ・インパクトまわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』
(ボブ・トビン 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)です。

著者のボブ・トビン氏は、IBMやGAP、ディズニー、日産など、数々の有名企業を
クライアントに持つ経営コンサルタントであり、講演家。

アメリカ政府の業務で来日して以来、25年以上日本で過ごし、慶応義塾大学で
リーダーシップや組織改革などの講義を持つ名誉教授としても活躍されています。

トビン氏は、前書きでこんな一文を記しています。

「人の人生を豊かにすれば、あなたの人生も豊かになります」

この一文を読んで、あなたはどう感じたでしょう?

「そうそう、その通り!」
「いやいや、ビジネスの世界はそんなに甘くないよ」
「きれいごとばっかり言いやがって」

・・・いろいろな反応が、心の中に湧いたはずです。

湧き上がった反応に、「正解」も「不正解」もありません。
ただ、「自分はそう感じたんだな」と、素直に受け止めていただけたらと思います。

トビン氏は、「ポジティブ・インパクト」というタイトル通り、
「人生で一番大切なことは、ポジティブな影響を与えること」という前提を置いて、
話を進めていきます。

その上で、世に多くある自己啓発本の大半は「自分自身を変える」ことに焦点を当てているが、
本書は「人との交流と関係性」に注目する、と言います。

リーダーであろうとなかろうと、どんな立場にいようと、あなたがポジティブな影響を
与えるように努めれば、周りの人のあなたを見る目は好意的になる、と言います。

それは、ポジティブなことを言ったり、したりするだけでなく、あなたの働き方や生き方、
そのものが誰かの手本や、ヒントになる可能性があるというのです。

「でも、別に自分は影響力もないし、お金持ちでもないし」と思うかもしれません。

しかし、地位や名誉、影響力や経済的成功と、「人にポジティブな影響を与えるか否か」は
無関係である、とトビン氏は断言します。

そして、あなたが関わりたい人、影響を与えたい人を選ぼうと本書では説きます。

不特定多数の人に影響を与えることは、ひょっとしたら今のあなた(あるいは、私)には
難しいこと、かもしれません。

しかし、あなたは今までに接してきた人々、例えば、ご両親や兄弟、お友だち、先生、
パートナー、旦那さまや奥さまなどから、少なからず、影響を受けてきたのではないでしょうか。

あなたにとって大切な人、関わりたい人へポジティブな影響を与える。

そして、ポジティブな影響を与えるために、今日、あるいは今から、自分にできることは何か?を
考えてみる。そして、実行する。

これを繰り返していくと、習慣になっていく。

ポジティブな影響を与えるための一つの方法として、本書では「相手の感情面のニーズに応える」

ことを挙げます。

「いつも良いことを言わなくてはいけない」とか「相手に影響を与えられることを言わなくては」とか、そういうことを考える必要はありません。

相手に、ポジティブな影響を与えると決める。それが最初に、そして最も必要なことなのです。

何の気なしに放った一言でも、タイミングと相手の状況が一致すれば、それが
「ポジティブな影響を与える」ことにつながったりするのです。

現代社会を生きる私たちは、ついつい「ルール」や「常識」、あるいは「周りからの目」や
「どう思われるか」を気にして生きてしまいます。

それはもちろん大切なこと、ではありますが、それ以上に大切なことは、「自分がどうしたいか」。

「こんなことを言ったら、嫌がられるだろうか」
「こんなことを、自分の立場でしてはいけない」と、自分の言動にブレーキをかける前に、
「自分はどうしたいのか?」
「それは本当に、相手のためになるか?」を考えて行動できたら、良いですよね。

自分の言動にブレーキをかけてしまうのは、左脳の働きが強すぎるから、かもしれません。

あなたは普段、周りの人たちにいい影響を与えているでしょうか?いい影響を与えようと、
意識しているでしょうか?本書には、その効果や秘訣が満載です。

今回ご紹介したのは、本書のごく一部の内容。興味を持った方はぜひ手に取ってみてくださいね。

それでは今回はこの辺で。また、お会いしましょう。

(参考資料)
『ポジティブ・インパクト
まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく』
(ボブ・トビン 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)

 

※如何でしたでしょうか!?

どんな人でも、人にプラスの影響を与えることが出来るんですね。

かなり昔『良い事を言わなきゃ』と思っていた時期が、ありました。
それは、間違いだったのを、懐かしく思い出しました。

気負うことなく、自然体で、ポジティブ・シンキングでいきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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