「問い」がビジネスを加速させる
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【「問い」がビジネスを加速させる 】を紹介致します。
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仕事のパフォーマンスを向上させ、生産性を高め、 視野を広げ、物事の本質に
迫ることができるツール。
そんなツールがあるとしたら、皆さんも手に入れたいですよね。
今回紹介する本は、実は身近な「6つの問い」が、 その強力なツールになりうる、
という内容です。
今回紹介する本は、
『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』(渡邉光太郎 著/すばる舎 刊)です。
著者の渡邉さんは、MBA教育を手がけるグロービスの企業研修部門で管理職を務め、
現在は企業の事業戦略立案、業務改革推進のコンサルティングや、講師などを行っている方。
渡邉さんは、現代は「答え」よりも「問い」が大切な時代である、と最初に書きます。
インターネットを始め、たくさんのデータに瞬時にアクセスし、活用できる時代。
つまり「答え」は、すぐに探し出せるのです。
一方で、ユニークな「答え」を導き出すための「問い」こそが、違いを生む、
と言うのです。
一例として、下記の事例を紹介しています。
「我が社(我が事業部)は『 』を売っています」
さて、あなたはこの『 』の中に、どんな言葉を入れるでしょう?
これは、言い方を変えると自社や自分の事業部の事業をどう定義するか、
ということでもあります。
自社で取り扱っている製品や、商品名を入れる。それはもちろんそうでしょう。
しかし、この本で紹介されているホギメディカルでは、
「注射器やメスといった医療用品」を売っているのではなく、
「手術を安全に、短時間で行うコト」、さらには
「1日の手術件数を増やし、病院経営を改善するコト」という、
より大きな目的に遡って、事業を再定義したのだそうです。
また、今や国民的アイドルグループになったAKB48も、5W1Hを活用して
誕生した、と本書では解説します。
例えば、AKB48の活動ベースは毎日、固定の劇場でのライブです。
お気づきでしょうか。
すでに「When(いつ)」と「Where(どこで)」、2つの点で従来のアイドルと
は異なる特徴を持っているのです。
さらに、AKB48のターゲットは、当初は秋葉原に集まる若者~中年の「オタク」層。
彼らは要求水準が高い一方で、伝播力も強いニッチ層。
こうした層をターゲットとすることで、AKB 48は他のアイドルグループとは
一線を画した存在となったのです。
本書では、このように、「5W1H」を活用して、物事の本質に迫り、真の目的を見つけ、
その上で具体的な打ち手を見つけるための方法を紹介しています。
ご興味のある方は、ぜひ手に取って、読んでみてくださいね。
(参考資料)
『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』(渡邉光太郎 著/すばる舎 刊)
※如何でしたか!
非常にシンプルです。
あちこちに氾濫する‘答え’の中から、正しいモノと、そうでないモノを見極める力も、
これからは必要です。
本日も、ありがとうございました。