高齢化社会の働き手にも使えるアイデア商品
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【高齢化社会の働き手にも使えるアイデア商品】を紹介致します。
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【高齢化社会の働き手にも使えるアイデア商品】
大分県にホンダ太陽株式会社という部品製造メーカーがあります。
「ホンダ」という名前が付いてるところからイメージできるかもしれませんが、
本田技研工業のグループ会社です。
といっても、通常のグループ会社とは少し異なり、「障がいのある人の社会的自立の促進」という
理念の下に設立された会社です。
同社では、「障がい者雇用の促進及び働きやすい職場のモデル企業」を目指して多くのアイデアを
生み出してきました。
例えば、「片手作業者を意識した工業用装置」といった製品がたくさんあります。
同社のホームページに、このような商品の例を動画を使って紹介していますので、一度、
ぜひご覧頂ければと思います。
もともと、同社は、これらの製品について特許を取得しようとは思ってませんでした。
なぜなら、同社にとっては「これらの工夫やアイデアは当たり前」と思っていたからです。
しかし、関連会社からの助言により、これらのアイデア等は権利化が可能であると
分かったことを皮切りに特許等の権利化活動が行われました。
自分たちが使っている製品について特許を取ることで、社員が喜び、自信を持ち、
モチベーションの向上に繋がっている効果もあります。
権利化活動は、社員のモチベーションの向上だけにとどまるものではなかったからです。
実は、同社が特許を持っているアイデアは、障がい者だけではなく、健常者にも使えるものが
多いことが分かってきたのです。
それは・・・
日本ではこれから避けて通れない「超高齢化社会」という大きな課題です。
働いている方々の高齢化が進んでおり、「障がい者でなくても握力が弱い」「手元が見えにくい」
といった課題が起こるようになってきました。
これらの課題を解決するのに、同社の特許が効果的なものが多く、取引先に対して特許を
使ってみないかと積極的な提案ができ評判も高いようです。
皆さまの会社でも、当たり前と思っていることが他社にとっては素晴らしいアイデアだったり
することも少なくないかも知れません。
うちには、特許なんて、、、とは言わずに一度自社のノウハウやアイデアを整理されてみてはいかがでしょうか?