プライベートブランドの役割の推移
今日は、読売新聞9月8日(木)経済欄より
【プライベートブランドの役割の推移】を紹介致します。
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プライベートブランドの役割は大きく変化してきた。1970年代後半、
第2次石油危機後の生活防衛意識もあり、割安な大手メーカーの代替品として浸透した。
80年には、旧セゾングループのスーパー、西友のPBとして「無印良品」が登場。
90年代に当時のジャスコ(現イオン)が、「トップバリュ」を投入し、各社が力を入れるようになった。
セブン&アイ・ホールディングスが2007年に「セブンプレミアム」を発売した頃から、
大手メーカーが生産を請け負うようになり、品質も向上した。
最近は、健康志向や素材重視の商品も増えている。
ライフコーポレーションはオーガニック食品にこだわった「ビオラル」をスタート。
西友も独自色を意識し、味付けや産地を限定した商品を強化している。
ローソンは今年、馬刺しの冷凍食品を発売し、話題となった。
大手スーパー幹部は、「コロナ禍で宅配サービスが定着し、どこでも買えるメーカーの商品では
差別化が難しい」と話す。各社は開発にしのぎを削っている。
※一昔前は『プライベートブランド』と聞いて、何のことか解らない人も居たと思います。
現在では略して『PB』として、私たちの生活に密着してきた気がします。
今や‘大手メーカーの代替品’の役割は、完全に消えたような気がします。
本日も、ありがとうございました。