日本電産新社長『創業者と半世紀以上共に』

今日は、読売新聞9月3日(土)経済欄の[登場]より
【日本電産新社長『創業者と半世紀以上共に』】を紹介致します。

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日本電産社長
小部博志氏(73)

「子分にしてやる」
職業訓練大学校に入った際、同じ下宿に住んでいた永守氏にあいさつすると開口一番、こう告げられた。
それから半世紀以上、永守氏と行動を共にしてきた「腹心」だ。

小さなプレハブ小屋で創業した時代から、永守氏の「1兆円企業を作る」という夢を支えてきた。
「もう辞めてしまえ」と叱責されたこともあるが、「私が辞めたら、困るのはあなただ」と必ず言い返す。

永守氏が「大きな商談は全部取ってきた」と太鼓判を押す実力者で、「何でも腹を割って話せる相手」と
信頼を寄せる。

これまでも社長就任を打診され、辞退を続けてきたが、「我々は『イエス・アイ・キャン・ドゥー
(はい。できます)』でやってきた。(最終的には)『やります』。これしかない」と覚悟を決めた。

後継者候補が定まらない「緊急事態」(永守氏)の中での登板となるが、
「世間がどう見ているかは承知している。全部はできないが、信頼関係をもってやってきた。心配はない」
と自信も示した。

※日本電産は、創業者の永守重信会長以来、外部からの招聘で社長が代わってきましたが、ここに来て、
創業時をよく知る方が抜擢されました。

生え抜きのトップである小部博志氏は、文章中から解るように、永守会長からの絶対的信頼があります。

今後のご活躍を期待致します。

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