高血圧、国民の2割

今日は、読売新聞6月12日(日)社会面より【高血圧、国民の2割】を紹介致します。

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国内の高血圧患者数は2700万人で、9割にあたる2400万人が治療薬を処方されているとの
調査結果を日本高血圧学会のチームがまとめた。
東北地方や北関東で患者発生率が高く、チームは「食塩摂取量が多く、脳卒中死亡率が
高い地域と重なる」として注意を促している。

調査は、2014年の国民の診療報酬明細(レセプト)のデータベースを用いて実施した。
未受診の患者は含まれない。

その結果、医療機関を受診した高血圧患者は、全国で約2700万9000人に上り、
国民全体の2割を占めた。
年齢が高くなるほど、患者の発生割合も高くなる傾向がみられ、80歳以上では66%が該当した。

都道府県別にみると、人口10万人あたりの患者数は、女性では、栃木が約2万4600人で
最も多く、最少は京都の約2万300人だった。
男性の最多は福島の約2万4500人で、最少は神奈川の約1万9800人。
最多の自治体は、最少の自治体の2割増しだった。東北や北関東で患者発生率が高く、
脳卒中死亡率が高い地域と重なる傾向がみられた。

また、全国の患者の59%が、大きな病院ではなく、診療所を受診していた。

調査結果をまとめた同学会理事の三浦克之・滋賀医大教授(公衆衛生学)は
「東北などの患者発生率の高さには、食塩摂取量の多さが影響している可能性があり、
食習慣の見直しなど、地域の実態に合わせた対策を取る必要がある。
地域のかかりつけ医が果たす役割も大きい」と指摘している。

※この記事を読んで、全員が考えるべきは『国民の2割もの人が高血圧症という事実』で、
これをなんとかしないといけない事だと思います。

あと感じたのは、発症原因を塩分摂取量の高さだけにフォーカスしていますが、
他にも原因がいくつかあるというのも、私たちは承知しておく必要があるようです。

本日も、ありがとうございました。

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