全て見せてしまって大丈夫?

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【全て見せてしまって大丈夫?】を
紹介致します。

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【全て見せてしまって大丈夫?】

スマホやタブレットの普及に伴い、本の一部だけをおためしで閲覧できるサービスがあります。

例えば、一章だけ読んでもらうことにより、続きが読みたくなって購入に繋がる
ということが期待されるからです。

では、本の全ページをネットで無料で閲覧できるようにするのはどうでしょうか?

本屋での立ち読みならともかく、家でタブレットを使って、全ページ読めるなら、
本を買ってもらえないことに繋がりかねません。

この試みは、本が売れなくなる可能性が高く、出版業界ではタブーとされています。

このタブーとされるサービスをあえて提供し、ヒットした事例があります。

それは、絵本ナビの
「全ページためしよみ」というサービスです。

<絵本ナビ 全ページためしよみ>

絵本ナビは、絵本の基礎情報や内容紹介を掲載するとともに絵本を販売するサイトです。

子育てで、絵本の読み聞かせを取り入れる親は多いと思いますが、中身をみないとどれが
よいか分かりません。

自身の子育ての経験の中で、そんな思いをした絵本ナビの金柿社長は、無料で全ページを
一度だけ読めるサービスを考えました。

小説や漫画であれば、一度読んでしまえば、それでおしまい
というものも多いですが、絵本は少し特性が異なります。

子供に繰り返し、読み聞かせて子供の言語力や想像力を高めることに絵本は使われます。

絵本の中身をすべて確認でき、安心して購入することが出来ることが評判となり、販売数が
サービス開始前に比べ、13倍になった作品も出ました。

一見すると、売り手にとって損と感じるサービスでも、商品の特性をうまく活用することで、
得なサービスに転換できる良い事例ではないでしょうか。

※如何でしたでしょうか!?

商品の特性を深く理解し、誰が欲しているかを考えた時、一見すると損と思われる行動が
可能になり、メリットを打ち出す事が出来るのですね。

本日も、ありがとうございました。

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