より深く自分を知る「リフレクション」の技術

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【より深く自分を知る「リフレクション」の技術 】を紹介致します。

★緊急!コロナウィルス対策、業績向上支援無料個別相談、実施中★

「リフレクション」という言葉を皆さんは聞いたことがあるでしょうか。

日本語で言い換えると「内省」。自分自身と向き合い、客観的、批判的に振り返ること
なのだそうです。

実は、これからのリーダーにとって必要なのは、この「リフレクション」だというのが、
今回ご紹介する本のテーマになっています。

『リフレクション
自分とチームの成長を加速させる内政の技術』(熊平 美香 著/ディスカヴァー・
トゥエンティワン 刊)

さて。「何のために『リフレクション』をするのか」について、本書では
「あらゆる経験から学び、未来に活かすため」とあります。

どんな経験にも、たくさんの「叡智」が詰まっている。経験を客観視することで新たな
学びを得て、未来の意思決定と行動に活かしていく。

これが「リフレクション」だと紹介しています。

リフレクションにおいては「メタ認知」、つまり、「自分がどう知覚し、どう判断しているか」
を客観的に認識することが重要だと言います。

そこで、「認知」の枠組みを整理する「認知の4点セット」という考え方が出てきます。

事実や経験に対する自分の判断や意見を、4つの項目に切り分けて、可視化しようと
いうのがこの「認知の4点セット」の狙いです。

その4点セットととは「意見」、「経験」、「感情」、「価値観」の4つ。

「自分の意見は何か?」
「その意見の背景にある経験は何か?」
「その経験に紐付く感情は何か?」
「自分が大切にしていることとは?」

同じものを見ても、人それぞれ、意見や経験、感情、価値観はバラバラです。

犬好きにとっては、犬がいる生活は喜びや安心、癒しを得られるものかもしれませんが、
犬が苦手な人にとっては不安や恐怖と隣り合わせ、ということになるわけです。

リフレクションの難しさは、自己の認知に依存する点である、と本書では説明します。

人間は、自分が見たいものを、見たいように見ます。
この状態では、リフレクションを行なったとしても、大きな成果は得られないというのです。

自分がなにを知覚して、どんな判断をしたか、その背景にはどんな経験や感情があり、
どんな価値観が存在しているのか。

これを知る、言い換えれば「メタ認知」することで、初めて、自分のリフレクションを
俯瞰できるわけです。

これができるようになると、多面的・多角的なものの見方にもつながります。

本書では、より詳しく、リフレクションの効果や具体的な進め方、さらには実際の
応用方法などを紹介しています。

これは言わば「自分を知る」こと。

今回ご紹介したのは、本書のごく一部の内容。
「リフレクション」の効果や、実際のメソッドについても詳しく書いてあるので、
興味のある方は、ぜひご一読ください。

(参考資料)
『リフレクション
自分とチームの成長を加速させる内政の技術』(熊平 美香 著/ディスカヴァー・
トゥエンティワン 刊)

※自分自身と向き合って、対話していく事は、重要です。

より良い未来にしていく為のリフレクションを、していきます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です